バンコク、タニヤ通りのパンパシフィック・ホテルから

 東アジア4カ国訪問の旅も昨日で中日を迎えた。海外のクリスマスは久しぶりだと思っていたが、一昨年は上海でイブを過ごしたことを思い出した。人間の記憶は曖昧なものである。


ホーチンミン市でクリスマスイブを、バンコクでクリスマスの夜を過ごすことになった。昨日は一週間ぶりにようやくカラダを動かすことができた。
 ホテルのヘルスクラブが改修工事のために利用できなかったので、クーポン券をもらって町場のスポーツジムに行ってみた。ラッキーなことに無料であった。ジムに卓球台が二台、置いてあったのには参った。タイ人は卓球がお気に入りと見えた。
 夜はバンコク一の歓楽街になる「タニヤ通り」にあるビルの9階で汗をかいたあと、伊藤忠の櫻井さんに「有馬温泉」というマッサージハウス(怪しげなところではない方!)に連れて行ってもらった。有馬温泉といっても、本当は温泉でも何でもない。単なるマッサージ・パーラーである。有馬温泉の「支店」の方はあやしげらしいが、バンコクは初心者なので今回は「健全路線」にしてもらった。次回は、是非支店を訪問したいと思っている。
 二時間ほど、気持ちのよいアクロバチックなマッサージを受けた。400バーツ(+チップ100バーツ)である(1バーツ=約3円)。日本でも市ヶ谷近辺のクイックマッサージによく行く。だいたいが10分間で千円である。日本円に換算すると、バンコクレートは1時間600円だから、タイ式マッサージの値段は10分の一である。ほぼ現地の人件費と比例している。
 タニヤのスナックで聞いた、「夜のお値段」は5分の一ほどである。ゴルフ、マッサージ(+?)、タイ料理・・・日本人の観光客が引きも切らないわけである。櫻井さんに言わせると、日本人駐在員がタイから日本に持ち帰りたいリストは・・・「マッサージさん」と「メイドさん」だそうである。本日も、仕事の途中で有馬温泉(本店)に行くつもりである。
 今回をきっかけに、東アジアでの仕事が増えて欲しいと思っている。ベトナムもよかった(申し訳ない程度に感想を・・・)。