急なことですが、明日(8月15日)から3日間、オランダ(MPS本部、フローラホランダ市場)に行くことになりました。MPSフローラルマーケティング(株)の契約交渉のためです。
日本側としては、8月1日に会社設立が済んでいます。MPSーABCの認証、参加登録料金に関して、再度交渉する必要が生まれました。オランダは1泊3日のとんぼ返りの旅になります。テロなどもあり、やや緊張しています。
オランダから帰国後は、翌週から九州・関西地区(福岡八女、大阪)に講演旅行になります。最後の日(27日)は、神戸でハーフマラソンを走ってきます。
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週末の土・日で、二冊の本を読みました。Tim Lang and Michael Heasman, Food Wars: The Global Battle for Mouths, Minds and Markets, Earthscan, 2005. Dick Strout, The 50-PLUS Market, OMD, 2006.
機会を改めてゆっくりと概要を紹介したいと思いますが、前者は、20世紀の農業生産方式「生産性向上パラダイム」の限界を、食料供給(欠乏)と健康(太りすぎ)の観点か批評したものです。代替的な方法論としては、21世紀において、「環境生態系パラダイム」と「生命科学パラダイム」のふたつの戦い(バトル)が展開されているとする見解です。科学か生態系重視か?両立もあり得るのかな?という筋書きと思われます。
後者は、世界的に人口急増が著しい私たちの世代(+50代世代)が、マーケティングの対象として無視されているとする主張です。日本でも団塊世代のマーケティングが言われていますが、さて、本書のような成果をあげているのか?疑問です。世界的にまだ、この年齢層の攻略法がよく見えていないようです。