本日、東京マラソンが雨の中、開催された。いままで出場したフルマラソン大会の中では、最悪のコンディションを走った。
完走はしたが4時間25分でのゴールであった。8回の完走レースで二番目にタイムが悪かった。
とはいえ、ランナーたちがむかしから夢に描いていた都心のマラソンコースである。沿道の応援もすごかった。
走ったランナーのひとりとして、ボランティアの皆さんのご支援、とかく批判は多いが石原都知事の英断には感謝したい。個人的な意見ではある。リベラル革新知事(美濃部、青島)のだらしのない行政・政治手腕力にはほとほとがっかりさせられている。超タカ派で問題も多いが、石原さんのほうがましだと感じている。石原知事でなければ、この大会開催はできなかっただろう。わたしは石原知事に一票を入れたい。「タレント知事候補」(田中、東)は困る。ポピュリズムはきらいである。日本のマスコミは何の見識もない。感じられない。大ねたで記事になり、部数が売れそうだと、図にのって人気取り候補を後押しする。内容の精査などはしない。主張もその場限りである。
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本題に戻る。とはいえ、第一回の東京マラソンには、反省点がたくさあった。わたしは、寒かったので、浅草付近で尿意を催した。その前(新宿ガード下:ランナーの皆さんが連れしょんしていた!)から、トイレを探していたが、各地点にどこも2~3個しか簡易トイレが設置されていない。どこも10人ほど並んでいる。
3万人に、あの数のトイレは少なすぎる。気温が当初は5度くらいだったのだろうか?寒いので、トイレを待っている間に足の筋肉が硬直してしまう。わたしも、長いトイレ待ちで、5分ほど時間をロスしただけでない。それまではリズムよく走っていたのに、浅草近く18キロすぎから走る調子が乱れてしまった。沿道のトイレの数を倍にしてほしい。
20キロ付近には、給食のアンパンが置いてあるはずだった。ランナーは25キロ付近からタンクがほぼ空になる。補給はその前にやっておかないと、元気がでない。結局、わたしが栄養補給できたのは、30キロ付近であった。それも、公式エイドステーションではなく、民間の方が手を差し伸べてくれた菓子パンに救われたのである。
一緒に走っていた橋本貴代(元ゼミ生)も、給食所にたどり着いたときには、アンパンもバナナもまったくなかったと嘆いていた。わたしもタンクが空になってからの補給であった。青梅マラソンのエイドがしっかりしているだけに、東京マラソンの運営が残念であった。ランナーにとってもっとも大切なのは、トイレと給水である。
それと、ペット入りのボトルウォーターは不要である。たとえキャップをあけてくれていても、走っていると飲みにくい。それと350CCの量は無駄である。やはりアミノバリューと同様に、コップで100cc程度を注ぐべきである。
しかし、開催者のみなさん、ご苦労様でした、一緒に走った川原くん(初マラソンを4時間10分ちょっとで完走)、岐阜県洞戸村から参加の桑原さん(3時間30分の実力者が途中足を痛めて4時間台)、来年も走りましょうね。