風で織るタオル:今治市の池内タオル訪問

四国、松山から帰りました。オーガニックコットンのタオルで有名な今治の「池内タオル」を取材するためです(+松山坊ちゃんマラソンハーフ)。


このところ、12月6日に開かれる「中小企業ブランドセミナー」のために、中小企業の経営者にお会いすること多くなっています。打合せのためです。来週にでも、本HPにプログラムをアップします。先週は、有田焼の香蘭社さん、深川社長でした。
 22日の取材の最後に、池内計司社長(58歳)から直々に、お土産としてオーガニックコットンのタオルを数本か買わせていただきました。原田知世がAGFのコマーシャルで使用している「ストレイツ・オーガニック・グリーン(#3)」です。オーガニックコットンの原料は、残念ながら国産ではありません。原綿はペルーやインドの認定農場、紡績はスイスの認定工場でした。
 そして・・・驚いたことがありました。最後の織りの工程で池内タオルは、私が生まれた町、能代の風力発電のエネルギーを使っているのです。しかも100%能代製でした。いつも秋田に帰省したときは、朝方、黒岡の浜(おばの実家の近く)でキス釣りをします。そのとき、沖に向って投げ釣りをしながら、砂浜から仰ぎ見ているのが風力発電の風車です。日本海の強い風を受けて、高さ30メートル近くはあるのでしょうか?、くるんくるんと回転する羽が「がーン、がーン、ゴーン」と鳴ります。音色はあまり気持ちの良いものではありませんが、その風車が起こした電気を池内タオルが利用しているわけです。
 もうひとつ、びっくりだったことがありました。今年6月に発足した「LBA(ロハス・ビジネス・アライアンス)」の会合に、池内さんが参加していたことが判明したことです。わたしはパネラーとして招待されていましたから、討論者としてその場にいたことを池内さんは覚えていました。挨拶はしなかったのですが、来月6日に、わたしの司会で池内さんにはパネラーになっていただきます。池内タオル取材の詳しいことは、夕方帰宅してから、再度アップします。本日も学会と演習のために、大学に出ます。
 なお、坊ちゃんマラソンの結果は、1時間43分34秒でした。ハーフ男子55歳以上の部で13位でした(79人中)。今まででは、最高の順位でした。