値下げか廃棄か?:健全な損失(課題)

閉店間際のスーパーでは、売れ残ってしまいそうなお刺身や総菜にマークダウンの”赤札シール”が貼られる。「100円引き」、「半額」、あるいは「処分品480円」(通常売価780円)などである。コンビニのお弁当は、これとは対照的に、売れ残っても値引き販売はしない。


原則として、残品は全部廃棄に回してしまう。コンビニ弁当の廃棄処分には社会的な批判もあるが、運営担当者たちは「もったいない」とは考えない。
 それでは問題である。スーパーの花売場で、閉店のほぼ1時間前の状況を想定する。仕入れた花束の約5%が売れ残りになりそうなことがほぼ確実になった。この花束は値引きして販売すべきだろうか? それとも、コンビニの弁当と同様に値引きせずに、売れ残った商品は全品廃棄すべきだろうか?(この議論は、明日のHPで・・・)