ほぼ毎日、本ブログへのアクセス解析のグラフを見ている。3月にホームページをリニューアルする前は、「JUGEM」(HPのサイト)の解析メニューにしたがって、HPへの来訪者の分析を行っていた。「X-サーバー」に移行してからは、グーグル・アナリティクスに分析ツールが置き代わっている。
移行前は、一日のHP来訪者が、500件から1000件だった。新旧の入れ替えで、過去のブログ記事へのアクセス数が激減している(と思う)。分析ソフトにまだ慣れていないので、確かなことはわからないが、いまは毎日のアクセスが200~300の間で推移している。
リニューアルから1か月で、HPへの訪問者数は安定している。しかし、従前のサイトに比べて、全体的には低空飛行である。投稿記事が、特別におもしろいという評価がなされていない様子だ。
ところが、4月25日のアクセス解析のグラフの頁を開くと、ある異変が起こっていた。前日の24日に、一日のアクセス数が、一挙に600に跳ね上がっていた。
検索ワードの順位を見ると、いつもの「小川先生」や「小川孔輔」の上に、「坂嵜潮」が登場している。クリック数でも、「坂嵜潮」がトップである。坂嵜さんはわが友人で、世界的に著名な花の育種家である(*いまは花だけではなく、りんごやくるみ、キイチゴなども育種の対象にしている)。
ブログへのアクセスが急増するといった状況は、むかしからしばしば起こっていることである。ブログ記事が、検索ワードで上位に上がってきたときは、ほとんどの場合、その人の周りで何かが起こっている証拠である。
たとえば、少し前(2019年2月7日)のことになるが、広島県のスーパー・エブリィ(本社:福山市)の創業者、岡崎雅廣会長が亡くなったときは、岡崎さんを取り上げたブログ記事へのアクセス数が、一日で1千件を超えたことがある。
同様な「スパイク」の発生は、日本リテイリングセンターの渥美俊一さん(チーフ・コンサルタント)や劇団四季の創設者、浅利慶太さんが亡くなった時にも起こった。
一般的には、①誰かが亡くなったとき(や不祥事があったとき)、②対象者が大きな賞を授賞したとき、③本人がテレビ番組(たとえば、テレビ東京の経済番組)に主役で出演していたときなどである。
坂嵜さんの場合も、②か③であろうと推察した。ただし、ちょっと心配だったのは、先週は本人が海外に出かけていたからである。一瞬だが、「海外で事故などに遭遇していたらまずいよなあ」と思った。
そうした心配もあったので、すぐにLINEとショートメールで、本人に連絡を取ってみた。すぐには返信がなかった。外国と日本との時差の問題だろうと思っていると、半日後にこんな返信があった。
「NHKラジオ深夜便でインタビューが放送されたのが原因だと思います。ただいま帰国しました」。返信メールの前には、「聴き逃し番組を探す。らじる★らじる NHKラジオ」という画像入りのURL(聴き逃し番組を探す | NHKラジオ らじる★らじる)が添付されていた。検索すると、たしかに、ラジオ深夜便 04/24(水)午前4:05放送分の枠に、「心に花を咲かせて 人は育種の名人というけれど 【アンカー】須磨佳津江、【出演】坂嵜潮」となっていた。
まずは、一安心だった。ふだんはほとんど聴くことがない、NHKのラジオ深夜便。ネット(アップルストア)からソフトをダウンロードして、かみさんと夕食を食べながら、坂嵜さんのインタビューを聴くことになった。
花の育種やプラントハンターの仕事に興味のある方は、聴き逃しのNHK放送をネットで視聴してみてください。おもしろいと思います。
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