本日、2024年の年賀状を郵便局に運んできた。本日のブログは、3日前の「年賀状2023」の「2024年版」である。2024年の年賀状のために用意したシールは、276枚に落ち着いた。当初印刷用に購入した300枚から24枚、印刷済みの年賀状が残ることになった。しかし、正月にやってくる新規分があるので、これに充当することになるだろう。
以下は、2024年正月に起こりそうなことのシミュレーションである。
あくまでも予想の範囲ではあるのだが。
<本日の処理枚数>
①2024印刷済み:296人→276枚
予想返信率:75%(連続で返信がなかった人を削除してあるので)
*LINE経由で連絡がある人が、思いの他に多かった。
ここから言えるのは、年賀状とLINEの連絡とは、わたしの場合は別物であるということ。
もちろん、人によってはメッセージの交換という点では、両者(紙の年賀状とLINE年賀)には
「代替性」があると考える人も多数だろう。
②喪中:20人
③2024年は出さなかったが届いた人(予想):15人
④亡くなったため返信がない方(予想):12人
推定死亡率=4.3%(2023年は3%)
⑤宛先不明:10人
宛先不明率(推定)=4.2%(死亡率と同じくらい?)
住所不明と転居先不明(増える傾向にあるだろう)
⑥年賀状じまい(予想):10人
<解説>
1 どちらにしても、世間一般の傾向としては、紙の年賀状を辞めて、SNS(LINEなど)で代替するで人は増えている。わたしのように「紙に固執する人」は、前回(12月18日に)ブログ記事を送った人たち(わが友人や元学生)の中では少数派だった。ざっくりの推測値では、全体の2割程度である。
2 年賀状そのものを今年で卒業したい(年賀じまい組)は、やはり5%程度いる。潜在的な終い組は、2割以上はいそうな気がする。あくまでも推測だが、わたしの年代(65歳~75歳)だと、5割程度になるのではあいだろうか?
3 残念ながら、日本郵政には悪いが、年賀状は将来的にも20世紀中盤から21世紀前半の文化的な遺物になってしまいそうな気配がある。いまのままでは「町の書店」(本を並べて置いているだけ)と同じで、いずれ消えてしまう運命にある。わたしの世代がぎりぎり最後の年賀状族になりそうである。
とはいえ、死ぬまで(認知症が進行して字が読めなくなるまで)、年賀状を続ける意思に変わりはない。頑固ものの親父のまま、この世とサヨナラすることになるのだろう。「小川先生は昨年なくなりました」家族からの連絡で、知らせが行くことになるだろう。
そういえば、最近になって、大手の新聞記事に教員の死亡広告を見なくなった気がする。新聞社としては、著名な文化人や芸能人、有名政治家以外は、死亡広告欄に掲載しない方針に転換したみたいだ。大学教員は、情報的・文化的な価値が低下してしまっているのかもしれない。