気温6度、湿度58%、曇り。やや肌寒い絶好のマラソン日和。5回目の東京マラソンは、石原知事の挨拶のあと、9時10分にスタート。練習が十分ではないので、無理をしない走りを心掛けた。3大会ぶりに歩かずに完走。ネットタイムは、4時間21分01秒。60歳でのフルマラソン完走は感激だった。
おもしろデータをひとつ。出発前に、アナウンサー(名前は?)が、Aブロック(陸連登録選手)で待っているランナーたち(推定、約千人)に、「みなさん、東京マラソンは何度目ですか?」と尋ねていた。
初めての参加の人から順番に挙手をしてもらった。わたしの目検討だが、約6割が初参加、2回目が2割、3回目が1割だった。4回目でも5%程度はいたが、さすがに5回目で挙手をする人は少なくなっていた。わたしの周りには5~6人ほど(わたしを含む)。
最後に、「6回全部参加している人!?」と男子アナウンサーが呼びかけた。予想されていたことだが、二人が挙手をしていた。抽選で6回とも当たる確率は、1万分の一以下である。初回こそは3倍だったが、それ以降は9~10倍である。それでも、当たる人がいるんですね(笑い)。
なお、わたしの走りは、前半までは5KMのラップタイムが28~29分。東京マラソンでベストタイム、3時間58分を出した2年前よりは、ラップで2分ほど遅く走るようにペースをつくって。
銀座の中間点までは、2時間2分22秒。この時点で、4時間18分は達成可能だと思っていた。しかし、25KM浅草寺の手前で、トイレに行ってからペースが乱れてしまった(ロスタイム2分)。20~25KMのラップタイムが32分台に落ちた。
その後は、32~33KMで完走だけを考えて走ることになった。最近は3大会(2011年東京、済州島、2011年大阪)は、ラストの10KMを歩いてしまっている。足がつらないように、そろそろとペースダウンをして、しかし、給水だけはしっかりとった。清澄通りに出た時には、今回は完走できると確信していた。
目標の原田社長(日本マクドナルド)の4時間20分(2011年)には、わずか1分及ばなかったが、そこそこ満足の走りだった。60歳を超えて、このタイムで完走できたのだから、まあいいことにしよう。
もっとも後でランナーの記録(2012年)を検索をしていたら、マクドナルドの原田泳幸社長は今年も走っていた(名前で検索!)。ネットタイムが4時間2分17秒(惜しくもサブ4を達成できず)。
わたしの二年前(3時間58分台)には及ばないが、年齢を考えるとすばらしいファイトだ。これで、わたしにも、「65歳でサブ4達成」の目標ができた。
次回のフルマラソンは、2012年大阪マラソン(11月)を予定している。昨年のリベンジになるだろうか?
それにしても、市民ランナーの川内選手、残念でしたね。マラソンは、体調、気温、風、心理的にも微妙な競技である。給水や給食を取り損ねると、心理的にも大きなダメージになります。
素人ランナーの私たちでもそうですから。また次回、頑張ってもらいたいです。
———————————-
参考まで、
2012年東京マラソン ラップタイム
———————————-
ナンバー(Bib number):12666
氏名(Name):小川 孔輔
種目(Category):マラソン男子
地点名 スプリット (ネットタイム) ラップ 通過時間
5km
00:30:06 (0:28:44) 0:28:44 09:40:06
10km
00:58:40 (0:57:18) 0:28:34 10:08:40
15km
01:28:05 (1:26:43) 0:29:25 10:38:05
20km
01:57:09 (1:55:47) 0:29:04 11:07:09
25km
02:29:17 (2:27:55) 0:32:08 11:39:17
*注、ラップが落ちたのは、トイレ使用のためです
30km
03:00:48 (2:59:26) 0:31:31 12:10:48
35km
03:33:27 (3:32:05) 0:32:39 12:43:27
40km
04:07:16 (4:05:54) 0:33:49 13:17:16
Finish
04:22:23 (4:21:01) 0:15:07 13:32:23