フィールドワーク中間発表会(松川弁当店とカインズが優勝)

 フィールドワークの中間発表会が、大学院で開催された。4チームの発表の後、企業人と卒業生による投票の結果、カインズ班と松川弁当班が多数の支持を集めて優勝となった、二班同点ははじめてである。選ばれなかった二班(小田急班、ロック・フィールド班)も健闘した。

 なお、商品として、図書券を準備していたので、じゃんけんで松川弁当班が形式上は一位とした。カインズは残念だった。二位の商品は、大正製薬の「リポビタンD」ひと箱である。ひとり当たり、二本ずつ。
 次回は、勝てなかった2班は、気を引き締めてくるはずである。わたしも、少しばかり、優勝したふたつの班をやや肩入れをしずぎた感じもある。支援の手を、さらに広げていくぞ!

 発表会の後、飯田橋の居酒屋「素材屋」で、打ち上げのご苦労さん会を開いた。会費はひとり3千円である。林社長(松川弁当店)と小川マネージャー(カインズチーム)が、参加してくださった。
 勝てなかったチームの敗因分析を行った。とくに、ロック・フィールド班は、そうとうに悔しかったとみえて、小川先生と林社長に食い下がっていた。負けて悔しいと思える根性は、とてもいいことだ。次回は頑張れ!

 さて、その場で、学生たちから、還暦のお祝いをしてもらった。マラソン用のウインドブレーカーにウエストポーチ。軽い素材のもので、冬のマラソンシーズンに向けて、わたしがちょうどほしかったものだ。ウエストポーチは、なくしたばかりでる。タイミングがよい。
 そして、なんと!「60年もの」(1951年産)のフランスワインをいただいた。ちょっと心配になったので、サントリー(ワイン部門)の堀英理子さんに、「60歳のフランスワインって、ほんとうにおいしく飲めるものなのでしょうか?」とメールでたずねてみた。
 山梨のワイナリーまで、自社農園の国産メルローを摘みに行っている彼女から、今朝がた返事があった。「ラベルと保存状態によりますね」。
 いただいた木箱には、コルクの扱いについて詳しく注意書きがしてあった。60年前のヴィンテージなので、コルクがうまく抜けないこともあるらしい。

 フランス産の1951年ワイン。銘柄はまだ確認していない。開けて飲むのは、ドキドキである。このままにしておけば、わたしが死ぬまで一緒に年を取ることになる。ワインを抱えているわたしを見て、学生の一人が言った。
 「先生、きっと100歳まで生きられますよ」。
 ワインだって、そんなに長く飲まれないでいるのは、決して幸せなことじゃないだろう。人間だって同じだ。そんなこともないか。(笑)