昨日帰宅後、長期ツアーの報告を忘れていました。ビジネスマンならば必須ですが、ごく簡単な出張記録を残しておきます。広島の中国木材の視察+インタビュー記録と、大阪の社内向けセミナーの成果です。実り多い出張でしたが、予定していた御堂筋イルミネーションは見損ねました。
中国木材@呉本社(呉市広多賀谷)
呉市の中国木材本社で、①製材工場、②材木の加工プロセス、③乾燥工場、④バイオマス発電施設。4つの工場(施設)を視察しました。視察前後に、2代目経営者の堀川保彦社長をインタビュー。①同社の製材加工業の発展史、②製材加工事業の特徴、③日本の製材業の世界的な位置づけ、④能代新工場の特徴、⑤未来の戦略を伺いました。
工場視察・インタビュー時間は、トータルで4時間。聞き取り後は、夕方から、法政大の元院生二人(ムロオの山下社長と藤田くん)を交えて会食しました。最後は、呉市内のクラブでカラオケで夜遅くまで。勉強になりました。
膨大な取材メモを記録してきました。ひとつは、日本HC・DIY協会の「DIY会報」へ、「日本の木材産業と山林の未来」と題した論考を寄稿します。もう一つは、能代の地元紙『北羽新報』(2023年12月号)に「木都能代(下)」のコラムを寄稿します。「国産材の新たなセンターとしての能代の役割と未来」。
中国木材の件は、どこかで人間同士のネットワークがつながっています。ついでに、関西出張中に、わさびの輸出について意見交換する瞬間もありました。そのことはまた別の機会に。大きなチャンスが訪れそうです。