【ご報告】『日本経済新聞 朝刊』(2023年11月29日)の41面(ハーフマラソンのススメ)に、小川先生が登場してます

 関西出張中でしたので、事後報告になります。今週の水曜日(29日)の『日本経済新聞』が、マラソンの特集になっていました。藤田記者から、先日インタビューを申し込まれた記事が掲載されています。41面の特集テーマが、「ハーフマラソンのススメ」でした。いろいろと聞かれたのですが、その一部が掲載されています。

 

 本日付で、日経の「オンライン記事」(RUN STYLE)として掲載されています。

 わたしの名前は、記事の前半部分にありました。もっとも、この記事を読む限りでは、「小川さんはどこのおじさんなの?」という印象を受けるのではないでしょうか? マラソン好きなおじいちゃん? せめて、前職(法政大学元教授)とか、アールビーズ元社外取締役とか、書いてほしかったわね。

 また、図表として載っていますが、「小川さんのおすすめハーフマラソン大会5選」は、美瑛ヘルシー、一関国際、神奈川マラソン、香川丸亀、出雲くにびきとなっています。インタビュアーの日経・藤田記者は、どこか不思議な方でした。

 

 

ハーフマラソンのススメ 「ちょうどいい距離」に達成感
RUN STYLE
2023年12月2日 5:00 [会員限定記事]

 

香川丸亀国際ハーフマラソンは日本記録が出た大会としても有名だ(2023年2月5日)
フルマラソンのちょうど半分、21.0975キロを走るハーフマラソン。オリンピックや世界陸上での種目としては採用されていないものの、フルマラソンよりも多くのレースが開催されている。初心者やコロナ禍でレースから遠ざかっていたランナーの「リハビリ」に適していることもあって注目を集めている。

ハーフマラソンの世界記録は東京五輪の男子10000メートル銅メダリストのジェイコブ・キプリモ(ウガンダ)が2021年にマークした57分31秒で、日本記録は20年の小椋裕介(ヤクルト)による1時間0分0秒。女子は世界記録がレテセンベト・ギデイ(エチオピア)の1時間2分52秒、日本記録は新谷仁美(積水化学)の1時間6分38秒だ。フルマラソンの「サブ3」と同様にハーフマラソンでも2時間以内に完走することを「サブ2」といい、多くの市民ランナーの目標となっている。

47都道府県で行われた全てのレースでサブ2を達成し、ハーフマラソンの魅力の発信などにも取り組む小川孔輔さん(72)は「初心者や高齢者、久々にレースに出るランナーにとってちょうどいい距離。無理のない範囲で完走する達成感も味わえる」と語る。一般にフルマラソンに挑む際には「30キロ」が一つの壁になるとされ、まずはハーフマラソンで足慣らしをすることがおすすめだという。また体の負担も軽いため、高頻度でレースに出場して経験を積める点でも初心者に適している。

フルマラソンに比べて開催されるレース数が多い点でも参加のハードルは低い。日本最大のランナー向けサイト「RUNNET(ランネット)」を運営するアールビーズ(東京・渋谷)によると、23年に国内で開催、もしくは予定されているフルマラソンの大会が220レースなのに対し、ハーフマラソンは454レースを数える。自分の参加しやすい場所や日程のレースを見つけやすい。

 

また、ハーフマラソンは一般的には2時間半〜3時間の時間制限が設けられていることが多く、午前中に始まれば昼ごろには終わる。レース後には時間的にも体力的にも比較的余裕がある。小川さんは「日本のあらゆるところで大会が開かれており、終わったら観光に行ったり温泉に行ったりもできる」とプラスアルファの楽しみを口にする。

ランナーだけでなく大会主催者側にとっても魅力がある。日本記録が出たことでも知られる香川丸亀国際ハーフマラソンを主催する丸亀市のスポーツ推進課の担当者は「ハーフマラソンはフルマラソンに比べてコース取りや人員確保、費用などを考慮すると運営がしやすい」と語る。

往復コースの場合は発着点を同じに設定すれば、約10キロの規制で距離を確保できるが、フルマラソンならば20キロを確保する必要がある。「複数の市町村をまたぐ必要がある場合もあり、それに伴う運営の連携の難しさも考えられる」(同担当者)。運営に必要な人員も香川丸亀国際ハーフマラソンの場合は約3000人だが、フルマラソンを主催する場合は「少なくても2倍以上の人員が必要」だという。

(藤田翔)