冷たい雨の中のレースだった。MGCのランナーが8時にスタートしたが、どしゃぶりの中のレースになった。先行した川内選手や大迫選手は、かなりの消耗だったのではないだろうか。ふたりとも、パリマラソンの出場枠から遅れて、3位と4位でゴールした。まだ3つ目の枠が残されているが、途中棄権になった鈴木選手にとってもきびしい結果になった。
わたしは、Hブロックからのスタートになった。ずいぶん後ろのブロックになる。「2時間10分台」のランナーである。最初は、「2時間15分」の幟を背負ったペースメーカーの前を走っていたが、10KM過ぎるころにその一団からは抜かれてしまった。10KMまでのペースは、1KM6分10秒~20秒。冷たい雨の中にしては、途中まではまずまずの走りだった。
しかし、そこからが少しずつペースダウン。12KM付近から足が上がらなくなった。テーピングをしているが、蹴りが弱くなると自然とペースは落ちる。
平均で1KM6分30秒~40秒のペースになった。ここで、タイムではなく、完走を目標に切り替える。15KM辺りで、今度は、「2時間30分」の幟を背負ったペースメーカの一団に抜かれてしまった。グロスタイムだから、一緒に走っているランナーたちは、2時間20分でゴールを狙っている。
17KM~18KM付近では、1KMが7分近くにペースダウンに。最後の2KMは、1KM8分をオーバーするようになった。ほとんど歩いている状態だったが、一度も歩くことなくゴールイン。ゴールタイムは、2時間22分21秒。手元の時計を見ると、22222からわずか1秒オーバーしていた。残念だった(笑)。
45歳で走り始めて、公式のハーフのレースで2時間20分オーバーしたことがなかった。
夏場の練習距離が決定的に不足していた。今年の夏は暑かった。去年の秋、柏の葉ぺーくマラソンでは、2時間11分で楽にゴールイン。70歳代男子で優勝できた。そこから、練習量が不足するようになったのが原因だと思う。
最初からまたやり直しになる。今月末で72歳。年齢がずいぶん上がってしまっている。ここから、往時は苦も無くクリアできたハーフのゴールタイム2時間に向けて、再起を目指すことになる。