【柴又日誌】#113:今月は、早くも6勝に。

 消防団の操法大会出場チームを支援するため、週1回は環状7号線のガード下まで出かけている。先週は、練習場になっている可搬ポンプ車の収納庫前まで、自転車を漕いで行っていた。ところが、乗用車との接触事故を起こして、自転車を修理に出した。そのため、今週は移動手段が自分の足だけになってしまった。これが結構につらいことになった。

 

 自転車が修理から戻ってくるまで、なんと!1か月以上はかかるらしい。壊れたのは、高価な電動自転車の前輪である。曲がってしまった車輪は特注品とのこと。在庫がないので、部品から製造することになる。メーカー(PANASONIC)としては丁寧な仕事でよろしいのだが、乗っている身にすれば、たかが部品である。

 修理にそれだけ待たされるとなると、代替品が欲しくなる。案の定、わたしは気が短い性質(たち)である。カタログを見ているうちに、新型のベロスターに目が行ってしまった。ほとんど衝動的に、薄いブルーの車体を注文してしまった。こちらは在庫があるので、2週間以内には到着するとのことだった。

 修理に出しているブラックのベロスターは、次男に無償で譲渡することになった。次男宅は、電動ママチャリなど4台も保有している。車庫周りで、収納スペースが取れるのだろうか?心配になるが、「本人はなんとかします!」と返答してきた。これまでもしばしば、わたしからベロスターを借りているので、ちょうど良いタイミングかもしれない。

 

 ところで、話を消防団の訓練に戻す。

 わたしたち選手ではない団員は、練習会場(実際は公道)で交通整理やマーキングの作業をしている。交通を止めて6人の選手が練習しているので、交通(車や人間)を止めての試技になる。わたしたちは、一般の車両やバイクが公道のエリアに入ってこれないよう、道路を封鎖して交通を規制している。

 3か所封鎖しているので、交通整理係が6人必要になる。選手の演技指導員もいるので、34人いる残りの第11分団所属の団員で、ワイルドカードのアンサンブル役者は、およそ20人になる。そこから最低6人が練習会場に来ないと、大切な交通整理がままならない。

 それがわかっているので、多少忙しいからといって動員をさぼれない。仕事から戻って疲労困憊の状態でも、アシストに出かけることになる。ビジネスマンや女性の団員(区議会議員さんや美容院のままさんなど)が夕方7時半に集合。8時から10時近くまで練習に付き合うことになる。

 わたしは、6時半ごろに食事を終えて、いまは自転車を失ったので、20分ほど会場まで歩いている。自宅から会場までは、2KM程あるが、交通整理にはアルコールが不要である。いや、飲んでは、危なくて交通整理などはできない。

 

 というわけで、週に1,2回は、ノンアルの日が続いている。そのため、今月に入ってからは、普段ならあり得ないことが起こっている。昨日(24日)まで、4月は6勝18敗の好成績を残しているのだ。月に1,2回抜ければ、上出来である。それが、ここ10年で最高のノンアル日が続いている。

 高成績は、最初は体調不良から始まった。しかし、消防団に入団したおかげで、ふだんでも健康な日々を続いている。こんなことは近年には記憶にない。今週も木曜日は、各町内会長さんが消防の激励に来る。全員集合を呼びかけられている。そんなわけで、来週も1勝が予定される。

 勝手な予想だが、4月は通算で、8勝22敗で終わりそうだ。来月は、かなり達成が困難ではあるが、もしかして、理想の10勝20敗も可能である。調子に乗って、そんなことはできるのかな?