【柴又日誌】 #7:家族の再結合(リユニオン)

 本日、次男の家族が引っ越してくる。津田沼の社宅を出るのが9時半ごろ。高砂到着は10時半くらい。孫の穂高と夏穂の二人は、わたしたちが1Fの居間で預かることになっている。2Fと3Fに住むことになる真継家の階段は狭い。リビングに設置するテーブルなど大きな家具は、二階と三階の窓から吊り上げて入れるしかなさそうだ。

 

 引っ越しは、今度も「引っ越しのサカイ」に依頼している。パンダ・マークの2トン車で、江東区の森下から千葉の白井へ。そして、最初の引っ越しから二か月後には、白井から葛飾区高砂へ荷物を運んでもらった。二度の引っ越しを経験したが、プロの仕事は見事なものだった。

 本日は、アズちゃんのご両親(高島家)も、真継家の引っ越しの作業を手伝いに来てくれる。一度に三つの家族が高砂に集合する。午後早くに片付けが終わったら、夕飯は三家族が合同になる。一階で食べるのか?三階に集まるのか?たぶん一階になるのだろう。

 三階建ての二世帯住宅。玄関と住居スペースが完全に独立した二世帯住宅なので、キッチンと冷蔵庫が二か所に分散している。今夜は全員で8人。にぎやかな食卓になるだろう。たくさんの人数で食べると料理がおいしく感じられる。不思議なものだ。

 

 今年の暮れには、長男の家族4人が高砂で過ごすことになった。長女の紗楽(さら)は、先乗りで12月22日の夜から、ひとりで泊まりにやって来る。おばあちゃんの家に、生まれてはじめてひとりで外泊する。手術で病院に入院したときに、かわいそうに、えんえん泣いていた。

 長男の由がさらをはじめに連れてくるのだが、29日からは奈緒ちゃんと諒君が加わる。神戸組と高砂組の三家族が、この場所に集合することになる。

 そして、新年の2日は、すごいことになりそうだ。親戚一同、約20人で新年会を挙行するからだ。かみさんの奥村家は、兄弟・親せきの仲が良い。一遍にたくさんの人数が、高砂の新居に集合する。大家族の良いところだ。

 

 荷物を満載した二台の引っ越しトラックが、狭い路地に入ってくる。そろそろ、移動車両が到着する時間が迫っている。