昨年3月をもって法政大学を退職しました。4月に入ってからも連休明けまで、皆さんに退職祝いの会を開いていただきました。たくさんの友人と学生に恵まれたおかげです。4月からは新しい生活が始まっています。
昨年の出版は、『青いりんごの物語』(PHP研究所)でした。年明けの1月初旬に、ジム・イングリス著『史上最強のホームセンター』がダイヤモンド社から出版されます。また、林麻矢さんとの共訳です。夏ごろまでには、『リーダーたちの羅針盤:ワークブック(仮)』(生産性出版)を刊行する予定です。
マラソンは苦闘の一年でした。東京マラソン2021(2022年3月開催)は、6時間半の制限時間ぎりぎりで完走しました。今年の東京マラソンは3月5日の開催ですが、痛めた足腰が完全ではありません。無理をせずに、5時間半ばのタイムを目標に走ります。
退職後の最大のイベントは、「第5回かつしか文学賞」に応募したことです。下町移住後の家族との日常生活をテーマにした私小説です。タイトルは、『わんすけ先生、消防団員になる。』。万が一、最優秀賞(賞金100万円)を受賞した場合は、屋形船を貸し切って盛大に祝賀会を開催するつもりです。50名様を隅田川の船上にご招待します。
なお、小説の中でも紹介しましたが、11月1日に本田消防団の団員になりました。東京消防庁で最高齢(71歳)の新人団員です。快適な下町生活ですが、仕事のため、神田小川町に「オフィスわん」を構えています。月一回、大学院卒業生を対象に「アフターゼミ」を開いています。オフィスの隣の部屋が、素敵なBar(Blitz)になっています。連絡をください。ワインと日本酒にウイスキー、美味しいおつまみにて歓待します。
それでは、良いお年をお迎えください。
2023年1月1日 小川孔輔