5月の連休から着手していたビジネス書の翻訳が、先ほど終わった。完成時刻は、2022年8月6日午前10時半。関西在住の共訳者に、下訳の修正ファイルを送信した。あとは再度のチェックを終えて、出版社の担当者に転送するだけだ。書名と出版社を、この時点で公表できないのが残念だ。
英文で400頁超の書籍なので、約100日間で翻訳を完了させたことになる。単純に計算して、一日当たり英文で4ページのペースで翻訳を進めた計算になる。わたしにとっては、これが翻訳作業で最短時間の新記録になる。何冊目になるのか出版の記録を見てみないとわからないが、おそらくは10冊目くらいになるのだろう。
このところは、ほぼこの翻訳の作業と、かつしか文学賞の取材を並行して進めていたことになる。ときどきのレース参加とランニングの練習が息抜きだった。
今回で、これまで手掛けた51冊目の本になる。どうやら52冊目も、ビル・ジョージ著『True North:リーダーたちの羅針盤』(生産性出版)のフィールドノートになりそうな気配だ。「羅針盤」は、2017年の刊行からすでに4刷りになっている。翻訳で「食べられる」わけではないが、結構な収益源にはなっている。
定年退職で、年金生活者になったはずだった。それが、翻訳や外部講演(4月から4件)や研修の請負(10月から5回)で、それなりに収入があって、毎日が忙しい。というわけで、締切りが2か月後に迫った文学賞の執筆で、息抜きをすることにしたい。
8月にエントリーしているレース(20日夜)は、わずかナイトラン(東京Bay)の一件のみ。9月に入ると、隔週のペースで地方に遠征することになっている。北海道、山形、山口、名古屋は、すべてハーフマラソンである。酷暑が続いているから、例によって走り切れるかどうか?
ともかく、本日は、翻訳が一段落して安堵している。これまで、出版の約束で、わずか10日間の遅れというのは珍事に近い。出版社としては、それでも遅れは遅れだから、厳しい叱責をもらいそうではある。ご勘弁を!