先週の木曜日(7月21日)に、地元新聞の八代保記者から、連載を担当している『北羽新報』の号外のコピーが送られてきた。県大会の決勝戦で6対3、秋田南を下したとの報告。能代の高校が、久しぶりに甲子園出場の切符を手中に収めた。能代松陽は、能代商業と能代北高校(女子高)が、数年前に合併してできた新しい高校である。
わたしたちが卒業してからでは(1970年!)、能代高校が2回、能代商業が3回、夏の甲子園に出場している。どちらも、一回戦で2回勝ったことがあるように記憶している。旧能代商業としては、これで4度目の甲子園出場になるという。
妹の友人の旦那さんが、かつて能代商業の野球部監督だったこともあった。何度もテレビで甲子園の大会を観戦している。地元の高校が出ると熱の入り方がちがうものだ。能代商業が最後に甲子園に出た時は、たしか京都で仕事をしていて、試合を京都市内のジムで観戦してはずである。
箱根駅伝もそうだが、自身の高校や大学がスポーツで活躍すると励みになる。いわんや、自分が生まれた市の高校であればなおさらのことだ。能城北高校出身の妹にとっては、半分が自分の高校になる。先ほど、コロナ感染の件で電話で話したが、野球どころではなさそうだった。
夏の甲子園は、この3年間、コロナで苦しめられてきた。プロ野球もお相撲もそうだ。大相撲では。考えられないような不戦勝や不戦敗、ふたり同時の不戦敗があったりしている。
甲子園の高校野球は、開幕が8月の何日になるのだろう。このまま感染拡大が続くと、当日の対戦で両校不戦敗になる可能性などもなくない。恐ろしい時代に、スポーツ大会が開かれている。
ともかく、無事に能代松陽が甲子園に出られることを祈るばかりである。