本日、公益財団法人日本生産性本部の「サービス産業生産性協議会」(通称、SPRING)から、「値付け」に関する取材を受ける。一昨日、質問事項が吉田さんから送付されてきた。アシスタントの長谷川さんからは、ここのところ実施されている「価格改変の事例」の調査をもらっている。こちらは準備万端である。
サービス産業生産性協議会(SPRING)の担当者、吉田さんからいただいた質問項目は、以下のようになっている。先月、事前に打ち合わせを行っている。上手に質問には答えられるはずである。
1.小川先生著書「値付けの思考法」をベースに質問いたします。
コロナの影響や原料高による値上げに対し、変化する時代に合わせた「値付け」について、現在の先生としての認識をお伺いするとともに、著書にそって以下を中心に、業界や企業がどう変わっていくかについての示唆・方向性をしたいと考えております。
・値付けの論理(回転ずし、テイクアウトすし等)
・スケール重視の低価格戦略(倉庫型陳列のスーパーマーケット・まちおか、等)
・価格の心理戦略(牛丼チェーン、サイゼリヤ等)
・価格の調整と顧客満足
(航空会社や鉄道会社の割引廃止・正規料金値上げ・マイルサービスの改変、等)
2.また前回の打ち合わせ時に出た以下についてもお話をお聞かせください。
・シュリンクフレーション(ステルス値上げ)の具体例(お菓子、等)
・小麦と米粉の価格関係の変化、米・米粉輸出可能性について
3.値上げ・価格維持のリスト
またお手数ですが、以下のリストも作成されているということでしたのでいただけますと幸いです。
・値上げした商品一覧表
・価格を維持している商品一覧表(理由付き)