息子の由が、自宅の台所で、グルテンフリーのコロッケを作ることに成功しました。昨夜が3回目のチャレンジらしく、家族lineに試作品の写真がアップされていました。小麦アレルギーの娘(さら)のために、わざわざ作ったものと思われます。とても美味しそうでした。
孫の紗楽(さら)は、卵も小麦もダメなので、ヌードル類(スパゲッティ、ラーメン、焼きそば)なども、基本は米粉でないと食べられません。かわいそうに、小麦粉を使ったパン類はすべてアウトなのです。そのため、神戸の小川家では、子供のために特別料理を作らなければなりません。
今回のグルテンフリー・コロッケも、息子の由がさらのために試作したものです。これだけアレルギーの人が増えているいまなら、もしかすると、ロック・フィールドからシリーズで発売すれば、グルテンフリーの総菜はけっこう売れるのではないでしょうか。このご時世ですから、社会的なニーズとそこそこのマーケット・ボリュームがあるかもしれません。
昨夜、日本橋の富山館(三越の向かい側)で、JTB名古屋の木村ともえ(富山観光プロジェクト担当)さんとご一緒しました。彼女も、小麦アレルギーでした。試作品のコロッケの写真を見せると、「食べてみたい。欲しいですう!」とのこと。
グルテンフリーのコロッケは、家族から絶賛されていました。ただし、残念なことに、コロッケを食べているさらの動画がありませんでしたね!
その後、家族lineにアップされたゆうくんのコメントです。さすがに、商品開発をしているシェフらしく、
「もう3回目くらいですが、今日のは特に美味しくできました!
レシピ:コロッケネタは普通にお好みで。
粉を片栗粉と米粉、パン粉は玄米パン粉を使いました」。
残念ながら。このグルテンフリーの神戸コロッケですが、「完全なる家庭料理で、今のところ商品化の予定はなし」だそうです。
実は問題があって、
「ロックフィールドは揚げ油を他のフライと共有してるから、完全除去は難しい。加えて工場内のコンタミの可能性があるから、ハードルは非常に高いのです」。
それでも、ゆうくんの見通しでは、「でも絶対に固定顧客はつくと思うんだよねー」
製造ラインで、コンタミネーションを防ぐための解決方法はあるようです。
「油の問題は、フライヤーを使わないコロッケにすることで解決できる可能性はある。焼きコロッケ。
あるいは店舗でなく、工場で専用フライヤーで揚げて冷凍販売。
コンタミについては表示に加えて完全除去ではない旨を伝えることをするかとか」
これだけのハードルを越えて、神戸コロッケから、グルテンフリーシリーズの総菜を出してもらいたいものです。
数量限定で、でもよし。
「やるじゃないですか!さすが、神戸の高級惣菜店」と、きっと評判になります。
ところで、本日、わたしは仕事がオフです。
そこで、午後から、ゆうくんのレシピにしたがって、グルテンフリーのコロッケを自作してみようと目論んでいます。このごろ、台所に立つことに快感を覚えています。
さて、グルテンフリーの「わんすけコロッケ」、うまくできるでしょうか? 完成したら、lineとインスタにアップします。