講義資料の作成は、数日前に終わっていた。パワーポイントは54枚で、講義時間が90分。どうみても、時間内には終わりそうにない。中間のスライド20枚は、聴講者に後日資料として読んでもらうことにした。それにしても、スライドに書いていない部分をどのように話そうかと考えているうちに、眠れなくなってしまった。
ようやく寝付いたのが、夜中の12時。話す順番などが気になっていたのか、4時には目が覚めてしまった。そのままうつらうつらしているうちに7時になった。寝起きで作業を再開して、講義資料のPDFファイルをプリントした。その上に、手書きでメモを付け足していった。
本日は、対面での聴講してくれるのが、招待客50名+一般聴講者110名。約160名。オンライン聴講者が130名の見込みだ。大学院の卒業生と学部ゼミの卒業生で、大半を占めている。花の業界関係者と仕事仲間(マーケティング関係)も少なくない。コロナであっても、青森や名古屋から参加してくれる院生や元秘書さんもいる。
ありがたいことだが、それだけに緊張する。わたしの講義を一度も聞いたことがない、息子や義娘も参加する。息子たちの隣には、4人の孫たちが座る。彼らは何分間静かにしていられるか(笑)、、、途中退場もありだと認めている。
わたしはこの後、10時半には高砂の自宅を出て大学に向かう。最終講義のために、大学院で実行委員チームが準備をはじめているからだ。わたしは、販売用の書籍を部屋から運び出す手配をしなければならない。外濠校舎(市ヶ谷キャンパス)は、経営大学院(新一口坂校舎)の建物から少し離れている。台車でタオルハンカチと書籍を移動する必要がある。
10時前に家を出て、すみだ水族館を経由して大学にやってくる家族とは別れる。わたしは単独で出発することになりそうだ。今日は予想最高気温が21℃。かなり暑くなるらしい。花粉が飛んで朝からくしゃみが出ている。講義中に咳き込まないとよいが、