小川ゼミの元院生、金子美愛さんの「わさびプロジェクト」(IM研究科)で研究対象だった渋谷建設(@糸魚川市)を、一年遅れで訪問できることになった。本日、長野・北陸新幹線のはくたか599号で、上野駅から糸魚川に向かう。金子さんとは、現地で待ち合わせすることになっている。
このプロジェクトは、科研費の補助研究を兼ねている。オーナーの渋谷社長は、建設業からわさびの栽培をはじめた有名人である。いただいた資料によると、わさび栽培とアクアポニックス(地上養殖)の二つの事業を行っているとのこと。複数の事業に相乗効果があるからなのだろう。
本わさびの栽培は、静岡(伊豆の山中)などでは水のきれいな沢で行われている。天然水での栽培なのだが、渋谷さんは、掘削した井戸水で、数年前に温室内で栽培する方法を発明した。天然のわさびよりサイズが大きくできるらしい。その方法を現地(糸魚川の西地区)で視察することが今回の訪問目的である。
金子さんは、すでに「日本わさび協会」を設立して、わさびのネット販売を始める準備をしている。渋谷さんの本わさびは、その調達先の候補でもある。明日、東京に戻ってから、現地のレポートをしたいと思っている。
なお、昨日からリアルのマラソン大会に復帰している。今週末も、地元の10KMレースを走ろうかと思っている。足腰が回復して、ランナーとして復調の兆しがある。走って減量することが最適だろう。