【ご報告】マーケティング論(経営大学院)を、しばらく対面授業で実施します。

 6月に入っても「緊急事態宣言」は解除にならなかった。経営学部小川ゼミでは4月以降、大学院101教室にて対面で授業を実施している。ゼミ生たちの希望を募り、リモートで実施してきた授業を対面に戻すことにした。一方で、大学院のマーケティング論は、4月以降は対面とオンラインを交互に実施してきた。

 

 今般、大学の方針としては、(現状は原則はリモートであるが、)「徐々に対面に切り替える」とのアナウンスがなされた。そこで、招待講師とグループワークが必要な大学院の授業のほうも、当面2回分(6月3日、10日)は対面で授業を実施することにした。

 6月3日(木曜日)は、小川による「ミニ事例」(ハイファイブ・サラダの事業展開)の解説のあと、特別招待講師として、水野裕嗣社長をお迎えしている。その場で、「テーマ討議#3」のお題をいただき、301教室で、約30分間のグループワークを予定している(グループ編成B)。

 

 6月10日(同上)も、ハクサンの藤原取締役を岐阜からお呼びして、「中小企業のDX・ブランド戦略」の講義をお願いしている。クラス討議もかねての授業内講演になる。中小企業の種苗会社(ハクサン)が取り組んでいるビジネススキームは、MBA診断士コースの学生の将来のために、必ずや役に立つと考えて藤原さんを招待した。

 藤原講師は、名古屋商科大学のMBAでもある。大学院生とご本人のキャリアが近い。その意味でも、この講義は学生にとって自らのキャリアを考えるという視点から参加して欲しいと思っている。

 希望としては、大学院の学生と藤原さんに直接の接触する機会を設けたく、対面授業に踏み切ることにした。クラスでの意見交換を重視するが、コロナの感染対策には万全を期す所存でいる。受講者の皆さんには、協力をお願いしたい。