【お知らせ】NOAFの活動停止に関して(関連する有機農業団体への合流)

 この度、2016年に創設したNOAF(事務局:農水省生産局)の活動を停止することになりました。6月10日に開催される「様々な有機農業関係団体より取組等をご紹介する会議」にて解散を宣言。その後は、会員向けに関連団体に合流するものとします。代表幹事の小川からの案内文を、以下に添付します。短い間でしたが、会の運営にご協力いただき感謝します。

 

 NOAF 会員の皆様へ        2021 年5月 28 日

 

 いつもお世話になっております。
 NOAF 代表幹事の小川孔輔(法政大学経営大学院)です。
 コロナ禍の中で、NOAF の活動が約1年半、実質的に停止しておりました。

 本日は、会員の皆様に今後の会の運営について、ご報告とお願いがありメールをさせていた
だきました。
 2016 年に NOAF が発足して以来、当会を取り巻く状況に、次のような変化がありました。

 

① 当会の発足以後に、「若手メンバーの組織」(NPO 法人次代の農と食をつくる会(現在、
一般社団法人))が立ち上がった。
② 2018 年に有機農産物等を取り扱う流通事業者、生協等の参画する「(一社)有機農産物
協会」が発足し、2021 年からは代表理事に NOAF 幹事の西辻氏((株)マイファーム代
表取締役)が就任した。
③ NOAF の活動の1つの柱として対応していた東京オリンピック・パラリンピック競技大
会への有機農産物の供給について、実務については日本有機農産物協会に引継ぎ。
④ 法政大学との協定(教室使用の便宜など)が修了(2020 年末まで)。

 

 以上のような事情を鑑みて本年4月、東京オリンピック・パラリンピック終了後を見据えた今後の本会の活動の在り方について、NOAF 幹事会の場で、代表幹事・副幹事から「業界として大同団結して、有機農産物普及の活動を推進した方がよく、NOAF は他団体と合同して、今後の有機農業の推進に取り組むべき」と提案したところ、幹事会において、この提案が了承されました。
 NOAF は、会の運営について、幹事会の所掌事項となっていますので、この決定を受け、私としては今後の NOAF について以下の方針とさせて頂きます。

 
 ① NOAF については、今後の活動は予定しない。
 ② 有機農業の推進等に関する様々な活動は、有機農業関連の多様な団体等で継続することとし、NOAF 会員の皆様には様々な団体をご紹介する場を設ける。
 この②の場として、6月 10 日に「様々な有機農業関係団体より取組等をご紹介する会議」を開催しますので、是非ご参加頂ければ、幸いです。

 

 なお、NOAF のメーリングリストに農水省より流して頂いてきた各種情報は、今後農水省が別途設けるメーリングリストで流して頂くこととします。
 NOAF の会員の皆様には、今日まで国産のオーガニック・エコ農産物の生産・市場の拡大の寄与等に多大なご協力を賜り、誠に感謝申し上げます。今後とも、有機農業の発展に何卒、ご協力賜りますよう、よろしくお願いします。

小川孔輔
(NOAF 代表幹事、法政大学経営大学院教授)

 

 

「様々な有機農業関係団体より取組等をご紹介する会議」
日時:6 月 10 日 15 時半~17 時
場所:東京都中央区京橋 3-1-1 東京スクエアガーデン 6F 京橋環境ステーション内
※オンライン開催も準備しております。
参加の場合はこちらの URL↓から登録をよろしくお願いします。
https://forms.gle/KNYPuzN5vGYbtXzF6
当日は、下記団体にそれぞれの活動について、案内をお願いしております。
①全国有機農業推進協議会
②日本有機農産物協会
③日本有機農業研究会
④有機農業参入促進協議会
⑤次代の農と食をつくる会
なお、農水省からも「みどりの食料システム戦略」や有機農業関係の情報について、簡単に
ご紹介頂く予定です。
以上、何卒よろしくお願いいたします。