一昨日、東京証券取引所のコンピュータ・システムに不具合が起こった。その結果、終日取引が停止になった。株取引は大学院時代からはじめているが、終日の取引停止は記憶にない。それでも、昨日は不具合が解消した様子で、何事もなかったように株式市場は動いていた。
その直後に、トランプ大統領のコロナ陽性が発覚した。側近がコロナに感染したことは報道があったので、リスクはまちがいなくなあった。日本の株式市場は、後場になって下落。ニューヨーク市場がどうなるか注視していたが、多少の下落はあったが、基本的に株式相場に大きな変動はなかった。トランプの病状は軽いのだろう。
今年に入って、新型コロナウイルスの感染拡大から始まり、世界経済は不安定な状況が続いている。まさかの事態は、英国、ブラジルに続いて、米国のトップがコロナに感染したことだ。十分に起こりえることではあるがが、アングロサクソン系の国で首相や大統領が感染することはちょっと異常事態のように思う。
以下は、わたしの邪推である。安倍首相がトップの座を実にあっさりと降りたのは、危機管理のためではなかったのか。菅官房長官に禅譲したのは、もしかするとトランプ大統領のようにコロナに感染する事態を避けるため?既往症を患っている高齢のトップを戴く国家のリスクは、決して小さくない。その意味では、安倍さんは賢明な判断をしたのではないかと思う。
10月1日から、アールビーズ主催で「オークトーバー・ラン」がはじまっている。秋のマラソンシーズンが開幕。10月中の累積走行距離を、走る仲間と競うレースだ。とはいっても、自分と競争する相手が隣にいるわけではない。単に、一か月間の総走行距離をデータで競うレースだ。
わたしは、二回目のエントリーになる。前回は、あまり真面目に競技に参加したわけではない。ただし、リアルの大会がほとんど中止になっているいまは、走るモチベーションが大きく低下している。せめて記録だけでもと、8月からは、わたしとしては、かなり真面目に距離を稼ぎにいっている。
10月は距離を伸ばし始めてから3か月目になる。月間走行距離が、8月は224KM、9月が172KM。今月に入って、2日間で14KM(7.5K、6.5K)を走り込んでいる。まるで、江戸時代の武士階級のようだ。いつかあるかもしれない合戦(大会)に備えて、ひたすら稽古(練習)に励んでいる。
残念なことだが、いまは走る目標がずいぶんと遠いところにある。いつはじまるかもわからない大会の開催に備えて、ひたすら練習を積んでいる。走ることをやめたら、生きている意味がない。それくらいに、ランナーたちのフィジカルが危機に瀕している。肉体が死ぬと精神の安定も失われる。
素人ながらのアスリート人生。レースを走らないまま、半年が過ぎた。目標を失いながら、それでも練習は続けている。本日も、午後には走りに出るつもりだ。今日は何キロ走ることにしようか。外は、快晴のようだ。