中国・杭州のフラワーパーク(伝化集団)を視察します

 本日から3日間、JFMA理事メンバーと杭州にあるフラワーパークを訪問します。2泊3日の視察です。JFMAと伝化集団は、花の種苗や植木の取引に関する包括提携契約を締結しました。今後は、日中間で具体的なビジネスを推進することになります。今回の訪問は、そのための施設見学を兼ねています。



 以下で、この件に関する「プレスリリース資料」(JFMAより)を添付します。

-----------------

一般社団法人 日本フローラルマーケティング協会
           中国杭州に「中日園芸技術マーケティングセンター」をオープン

 一般社団法人日本フローラルマーケティング協会(会長 小川孔輔法政大学経営大学院教授)は、中国杭州に杭州伝化科技服務有限公司(社長 成軍)と「中日園芸技術マーケティングセンター」を10月18日に開設する。同センターは、日本の花き輸出、園芸産業の中国進出や日本企業の中国での調達の窓口となることを目的としている。日本フローラルマーケティング協会は、同センターを通して中国市場の動向や要望を会員企業へ発信すると共に、中国市場展開を希望する企業へのバックアップを促進する。杭州伝化科技服務有限公司は杭州粛山区に「緑科秀」という農業科学新技術展示場を建設しました。「緑化秀」は15haの敷地に野菜、花き、果物、環境緑化、園芸資材等の展示場、大学の研究機関などが入り、展示場は一般にも公開して農業公園(テクノパーク)としての機能も有している。

【本件に対するお問合せ】
 一般社団法人 日本フローラルマーケティング協会(担当:野口)
   TEL 03-3238-2700 FAX 03-3238-2701
   E-Mail info@jfma.net 

■一般社団法人 日本フローラルマーケティング協会(東京地千代田区)
 2000年5月設立。花きの消費拡大を目指し、種苗、生産、流通、加工、小売、輸入。資材の横の連携組織。バケット規格の統一、鮮度流通販売、花き総合展示会の創設(フラワーEXPO IFEX)、MPS(花き総合認証)の導入・推進、フラワーバレンタインなどを推進。花き業界の試験研究、人材育成、経営支援、商品評価をミッションとする。キャッチフレーズは「Shall we flower?」。
 

■杭州伝化科技服務有限公司(中国杭州粛山区)
 中国杭州伝化集団の100%小会社。伝化集団は、洗剤(花王と提携)、除草剤などのケミカル分野で発展した。2010年に杭州伝化科技城有限公司を設立して、杭州粛山区に330haのアグリバイオ技術を核とした農業科学新技術展示場を作ろうとしている。「緑科秀」はその第1歩となるプロジェクトで運営を杭州伝化科技服務有限公司が担う。同時に同会社が運営を開始した農業関連の専門ネットサイト「緑科邦」を通して日本を含めた企業の商品の通販を行う。なお、伝化集団は2004年にキリンビール(アグリバイオカンパニー:当時)と技術提携した。現在、西村潤氏(元アグリバイオカンパニー、ECASジャパン社長)が高級顧問:首席科学家として新プロジェクトの総合プロデュースをしている。
 

■中日園芸技術マーケティングセンター(中国杭州粛山区、杭州伝化科技城有限公司内)
 2014年5月に杭州伝化科技城有限公司と日本フローラルマーケティング協会が日本の花き輸出、園芸産業の中国進出を支援すべく技術提携をして、中国での受皿を作った。中国輸出で悩ましい品種権保護を中日園芸技術マーケティングセンターを通じて守る。日本側から見れば、伝化集団の信用と需要を使い、中国側から見ればJFMAの信用と情報が魅力となる。