よしき焼きの卵は、「きよら」で決定

 キャベツの新品種よしきを使ったとん平焼き(=よしき焼き)には、読者の方々から大きな反響をいただいた。偶然にも一昨日、YOSHIKI本人が、なぜか?卵のCMに出演していることが判明した。「きよら」というブランド卵だった。これにて、よしき焼きの公認卵は「きよら」になるだろう。

 YoshikiがCMに出演したという「きよら」(一個50円)は、実に不思議な卵だ。鶏卵大手のアキタ(現、アキタフーズ)は、きよらで2019年に広告大賞を受賞している。この卵は、効能が本当なのか大いに怪しいのだが、妊娠力(ビタミンD)に貢献することを打ち出している。富士山のふもとの湧き水で養鶏しているところが、麻原サティアン風の感じも与える。
 この会社(社名変更して、㈱アキタフーズ)は、またしても本社が福山市(食品スーパーのエブリイの故郷)だった。詳細は分からないが、妊娠とYOSHIKIを結ぶ線が微妙に怪しい。それがまたCMの効果を高めているところだろう。千葉県館山市出身のYOSHIKIが、なぜ広島の中小企業のCMに出演するのか?これもまた謎である。
 しかし、よしき焼きに使用する卵は、富士山のふもとの養鶏場で育ったビタミンD豊富な妊娠卵、「きよら」で決定だ。よしき焼きを食べると、女子の妊娠力が高まるのだ。日本人の出生率を向上させる数くな目的で、よしき焼きを普及させよう。

 

  

 同社のHP(2016年)によると、
 株式会社アキタ(本社:広島県福山市 代表取締役社長 秋田善祺  以下アキタ)は、不妊でお悩みの方をはじめ、妊娠を希望する方のために、妊娠力とビタミンDに関する情報をまとめた「D-upプロジェクト Webサイト」(http://d-up.life)を開設いたしました。
 現在、50万人ともいわれる不妊に悩む方の数は、晩産化の進行でさらに増えることが予想されます。そうした中で、妊娠する力を高めるために、近年注目を集めているのが、「ビタミンD」です。妊活や不妊に関する情報を扱うWebサイトはこれまでも多く有り、それぞれ有益な情報が提供されていますが、妊娠力とビタミンDについて、余り多くは語られていませんでした。「D-upプロジェクト Webサイト」では、妊娠力とビタミンDについて、専門医による情報の提供を行うほか、ビタミンDたっぷりのたまごを使った妊娠力向上レシピなどを紹介します。
 ビタミンDを含む9種類のビタミンを強化したたまご「ビィータ GOLD」を本年3月より販売しているアキタは、今回のWebサイトでの情報提供とともに、栄養価が高く、毎日の食事に採り入れやすいたまごという食品を通じて、妊娠を希望する全ての方をサポートしたいと考えています。
 この商品(きよら)は、実にサプリメントチックな雰囲気を与える。不思議な卵だ。