HIGH FIVE SALADの「パワーサラダ」、4月2日より、ナチュラルローソン全店舗139店にて発売開始

 ナチュラルローソンと法政大学小川ゼミとのコラボ企画(NL2店舗でパワーサラダを実験販売)が成功に終わりました。結果を受けて、NLの全店舗(139店)への導入が決まりました。テスト販売した4品のうち、売れ行きが好調だった2品が来週から全店にお目見えします。

 パワーサラダの全店導入については、昨日の「流通ニュース」(2019.03.28)で紹介されています。実験店舗は、市ヶ谷と六本木の2店舗でした。具体的なデータについては、小川のブログ記事(2018年8月30日号、<https://kosuke-ogawa.com/?eid=4709#sequel>)に掲載されています。
 「HIGH FIVE」の水野裕嗣社長とは、その後も頻繁に意見を交換しています。サラダを加工するセントラルキッチンと、完成品を店舗(物流センター)に運ぶための配送手段については、わたしからのアドバイスで問題が解決しました。この先の課題は、全店導入の結果がどのように推移するかです。想定している顧客層が、他の店舗でも存在するかどうかを慎重に見守りたいと思います。
 ナチュラルローソンへ来店するような顧客層(20代~40代前半で都市部に住む若い女性=「ご褒美女子」)を取り込めれば、コンビニでも700円のサラダが売れることが証明されたわけです。他のコンビニやスーパーでも、こうしたコンセプトの商品ラインを扱うことになるかどうか? ここも興味があるところです。
 
 流通ニュース(3月28日号)を紹介しておきます。
 <https://www.ryutsuu.biz/commodity/l032822.html>

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「ローソン/698円の「パワーサラダ」実験販売で販売高1位
 商品/2019年03月28日

ローソンは4月2日、ナチュラルローソン店舗(139店:2019年2月末現在)で、ハイファイブが運営するパワーサラダ専門店「HIGH FIVE SALAD」で製造したサラダ「合鴨の燻製とハニーナッツのサラダ」(税込698円)と「生ハムとチーズの濃厚サラダ」(698円)を発売する。
 
パワーサラダは、主にアメリカで親しまれている野菜・フルーツ・肉などのたんぱく質素材・トッピングを組み合わせ、1食で様々な栄養素が摂取できるサラダ。
今回発売する商品は、パワーサラダ専門店「HIGH FIVE SALAD」で販売されているサラダで、同店舗内で製造された商品を、ナチュラルローソン店舗で販売する。

2018年8月より、東京都内の2店舗で4種類の商品を実験販売したところ、コンビニエンスストアのサラダとしては高単価にも関わらず、開始からの2週間、店舗で取り扱うサラダの中で販売高1位となった。今回、実験時に販売数の多かった2品を発売する。
「合鴨の燻製とハニーナッツのサラダ」は、国産グリーンカール、りんご、黒胡椒をアクセントにした合鴨の燻製、オレンジ、ハニーナッツなどを使用した。「HIGH FIVE SALAD」自家製のバルサミコドレッシング付き。
「生ハムとチーズの濃厚サラダ」は、国産グリーンカール、りんご、生ハム、チーズ、食感のアクセントにクルトンなどを使った。「HIGH FIVE SALAD」自家製のシーザードレッシング付き。