横浜マラソン2018、22KM地点で両足を痙攣するも、6時間超でゴールイン

 横浜マラソン2018は、さんざんな結果で終わりました。午前8時半、気温がやや高めでスタート。20KM地点までは、1KMを6分20秒のペースで快適に走っていました。いつもよりゆったりめのペース。ところが、22km地点で突然、両足を痙攣。首都高速道路の脇に座り込み、40分間まったく動けなくなりました。

 

 近寄ってきた救護班のひとに、「棄権しますか?」と何度も言われました。両足を抱えて苦しんでいるわたしをみて、彼女(大学生のボランティア?)はマッサージをしてあげたそうでした。しかし、手を出してしまうと、ランナーはその時点でリタイアーになるのです。

 それでも、45分後になんとか復活。25KMからは、歩いたり走ったり。足が再び痙攣しないよう、足の運びに注意しながら、とにかく関門にひっかからないよう。しかし、関門ギリギリにはなりましたが、6時間超でしぶとくゴールしました。生涯で一番長く走ったフルマラソンのレースでした。

 ゴールした時点は、泣きたくなるくらいの疲労感でした、とにかく根性でゴールインをしました。

 

 22KM地点で痙攣をおこした時点で、本来は棄権するべきレースでした。それでも、完走にこだわったのには、理由がありました。

 ごぞんじのように、昨年のレースは台風で中止になりました。わたしたちランナー(2万6千人)は、レース前日に赤レンガ倉庫まで行ってゼッケンをもちかえりました。はじめての横浜マラソンでしたから、気持ちはうきうきでした。

 ところが、夜中から早朝にかけて、当日のレース中止をネットで知らされました。台風が関東地方に接近していたので、大雨の予報。中止は仕方がありませんでした。

 そして、今年は曇り空のレースになりました。そうなのです。無事にパシフィコ横浜のフィニッシュラインまで到達できたら、完走メダルが二個用意されていたのです。完走ランナーには、2017と2018のメダルがダブルでもらえるのです。二個のメダルをもらえることがなければ、2000年の千歳マラソンを30KMでリタイアーして以来、二度目のフルマラソン棄権になっていたはずです。

 

 二個のメダルの存在に感謝です。でも、これから先、レース途中での痙攣対策をしっかり立てないと、怖くてフルマラソンに挑戦できないですね。

 2019年3月3日の東京マラソン2019にエントリーしています。なので、その前にフルを一本走るつもりでいます。