7月13日、日本の舞台芸術(とりわけミュージカル)に多大な貢献をした浅利慶太さんが逝去された。本日、帝国ホテル「孔雀の間」でお別れの会が開かれる。一般献花は、14時半から16時の間となっている。わたしは、関係者が出席する13時からのお別れ会に出席するつもりでいる。
劇団四季を取材した際、あざみ野の芸術センターで一瞬だけ浅利さんを見かけたことがある。残念ながら、直接のインタビューする希望は叶わなかった。ご縁があり、拙著『CSは女子力で決まる』(生産性出版)の取材(第7幕、劇団四季)を始めたのが、2013年頃だった。そのころから、浅利さんは体力的に衰えがはじまっていられる様子だった。
ご本人に、直接のお話しする機会を得ることができなかったが、劇団四季の取材をきっかけに、わたしは演劇や映画を見るようになった。若いころはさまざまな理由から、観劇や映画の世界にはあまり前向きな気持ちになれなかった。しかし、劇団四季のライオンキングの観劇から、わたしのミュージカルへの見方が大きく変わった。
その後、たくさんの四季作品を見ることになったが、すべての舞台が感激の連続だった。浅利さんの仕事を継承した吉田社長には昨年度、大学院で講義をしていただいた。浅利元代表の亡き後も、劇団四季の未来は明るいと感じている。そのことを確認するために本日、帝国ホテルの孔雀の間に行ってみたいと思っている。
以下の案内文が、劇団四季のHPに掲載されていた。
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「浅利慶太 お別れの会」一般献花のご案内
2018.09.15.
このほど、去る7月13日に85歳にて永眠いたしました、劇団創立メンバーであり演出家の浅利慶太のお別れの会を、以下の通り執り行うこととなりました。
「浅利慶太 お別れの会」一般献花のご案内
□ 日時 2018年9月18日(火) 午後2時30分~午後6時
□ 場所 帝国ホテル 東京 本館2階「孔雀の間」(東京都千代田区内幸町1-1-1)
□ 問い合わせ 劇団四季 総務部 045‐903-8704
・ご来臨の節は上記ご都合のよい時間に平服にてお越しくださいますようお願い申し上げます。
・誠に勝手ながら、ご香典、ご供花、ご供物の儀は、固くご辞退申し上げます。
・当日は駐車場の混雑が予想されています。できる限り公共交通機関をご利用くださいますようお願い申し上げます。