二年間、書斎として使っていた森下の部屋を一昨日、引き払った。ふたつの業者に見積もりを出して、より効率よく安価に仕事をこなしてくれそうな「引っ越しのサカイ」のほうを選んだ。予想に違わず、60分で箱詰めを終え、白井の自宅まで素早く荷物を届けてくれた。選択に間違いはなさそうだった。
終着駅の西白井の自宅での荷下ろしは、わずか30分で完了。三人チームの仕事は完璧だ。実に素早い。余計な無駄話もない。
庭の端っこにある6畳のスズキハウス=「元まつぎ君の離れ」に、森下から運んできた荷物をすべて収納してもらった。10月になると、京成高砂に2世帯住宅が建つことになっている。森下から運んできた荷物は、新築住宅にまとめて運び込むまでの「一時預かり」のつもりである。
わたしにとって生涯13回目になる今度の引っ越しでは、友人や家族(ただし、奥さんを除く)の手を煩わせることがなかった。梱包や荷ほどきも、その準備作業(庭の芝刈りも含む!)も自分ひとりでやった。「やればできるじゃないですか!」と誰かに言われそうではある。
とはいえ、引っ越しの立役者は、やはり「パンダ・マーク」の引っ越しのサカイさんである。見積もりの速さ(10分で完了)、連絡の素早さ(連絡のタイミングの良さ)、現場作業の効率とスピード(作業員3人による連携プレイ)。どれをとっても驚愕の引っ越しシステムに見えた。
仕事は決してハイテクではないが、道具の進化には驚かされた。荷物を傷つけないための工夫がすごい。エレベーターや廊下には、移動する家具や通路の壁を傷めないように、素早く蛇腹のプレートを添わせて張り付ける。粘着力にも工夫の跡がみられる。粘着テープはすぐにはがせるようになっていた。3Mのポストイットの引っ越しやさん版だ。
また、道具類には、安全のための細やかでソフトな工夫が施されている。作業を見ていると、作業導線にも無駄がない。作業員の間での連携プレイがとにかくすごかった。冷蔵庫を布で包むのだが、どちらが正面なのかが、わかるようになっていた。
引っ越しの終了時間を6時すぎに予定していた。ところが、実際に作業が完了したのは4時ごろ。4トントラックの到着も、予定の14時より1時間ほど早かった。すべてがスピーディー。顧客満足度も、100点満点。10月の本番も、サカイさんにお願いするつもりでいる。
次回もよろしくお願いします。パンダマークの引っ越しのサカイ。グッド・ジョブでした。