「よしき焼き」をデビュー: 氷室京介(BOOWY)とYOSHIKI(X-JAPAN)のコラボ実現に向けて

 先週の石井ファーム視察からの続きである。甘くてみずみずしいキャベツの品種「よしき」をベースに、「(株)クリマ」が機能性食品として製法特許を取得した「氷室豚」(ひむろぶた)を使った「とんぺい焼き」を、「よしき焼き」として世の中にデビューさせようとしている。わたし一人の妄想・野望である。

 

 このアイデア(妄想)が生まれたのは、元院生の石井智子さん(石井育種場)が、わたしにキャベツの「よしき」を送ってくれたところ始まった。「冬場限定だけれど(”寒玉”というらしい)、甘くてみずみずしいキャベツ(よしき)を召し上がってください。うちの旦那(石井和広社長)が育種したキャベツです」と説明があった。

 そのキャベツで、うちのかみさんが早速「とんぺい焼き」を作ってくれた。とんぺい焼きとは、オムライスの中身を、炒めたご飯ではなく、キャベツの千切りを豚のバラ肉で炒めた料理だと思って差し支えない。わたしは、とんぺい焼きという料理名を知らなかったのだが、食べてみるとこれがまた旨かった。

 豚のバラ肉は、今年から学部生のフィールドで提携している「(株)クリマ」(群馬県伊勢崎市)の氷室豚を使用している。よしきの甘さと氷室豚の脂が実にうまく絡んで美味しくなった。

 

 そこで、「よしき」と「氷室豚」の名前の組み合わせ絶妙なことに気が付いた。よしきは、X-JAPANでドラムとピアノを担当しているYOSHIKIのこと。氷室(豚)は、伝説のロックバンド(ボウイ)のボーカル氷室京介の姓である。しかも、氷室京介の出身地は、クリマがある群馬県の隣町でもある高崎市ではないか!

 というわけで、よしき焼は、氷室京介とYOSHIKIのコラボで作られることが決まった。発売にあたっては、両方の事務所に声をかけなければならない。YOSHKIは米国在住、氷室京介は左耳が聞こえないらしい。ふたりの競演は困難だろうが、ぜひともよしき焼の発売にあたっては、ふたりの事務所に協賛をお願いしたいと思っている。

 ここまで聞いて、皆さんは、ぜひとも、よしき焼を食してみたいと思いませんか?

 

 キャベツの「よしき」のコンタクト先は、石井育種場(静岡県静岡市)

 氷室豚の入手先は、(株)クリマ(群馬県伊勢崎市)になります。

 とんぺい焼きの作り方は、クックパッドにたくさん出ています。