林檎(アップル)ビネガー酎ハイ@ナチュラルローソン、売れ行きが絶好調です

 1月30日発売の新製品、「アップルビネガーチューハイ」(350ML、228円)が予想外?に爆売している。このカテゴリーの商品は、コンビニではそれほど売れないものなのだそうだ。ナチュラルローソンは都心のオフィス街にある。仕事中にアルコール飲料は売れないだろう。ハンディキャップがある。

 

 ところが、発売から3日間で平均200本が売れている。約100店舗に配荷されているので、発注がかかっている店で、平均約2個。たいしたことはないと思われるかもしれないが、以下のコメントから、この商品が想定外に売れていることがわかる。

 商品のコンセプトの良さもあるが、それ以外の幸運にも恵まれたからだ。ローソンの広報に取り上げていただき、同社リリースのトップでメディアに流してもらえた。その後は、ネットや日経MJでも記事内容が転載されている。

 何といっても、法政大学理事会で「お墨付き」をいただいた商品である。チューハイの缶には、堂々と「ナチュラルローソンと法政大学の共同開発商品です」と謳っている。企業とのタイアップ商品としては、はじめて大学名が使えた事例ではないかと思う。

 ローソンさんから法政大学に正式に申し入れしていただいたおかげである。珍しいケースになったからだろう。販売も絶好調で推移している。

 

 さきほど、ローソンの担当マネージャーの林さんから、メッセージをいただいた。その一部を抜き出して紹介したい。

 

 小川先生 おはようございます。

 お陰様で非常に売れております! 発売日からNL全体(*NL=ナチュラルローソン)で 1/30 152本、1/31 203本、2/1 140本となっております。

 酎ハイカテゴリーでは圧倒的に売れ筋であるサントリー角ハイボール350mlが、1日平均204本なので、これに匹敵する売上となっています❗️ ちなみにお酒での1位はアサヒスーパードライ350mlで、なんとドライの半分を売っております❗️

 このカテゴリーはなかなか新商品とはいえ売れ筋を崩すのは難しく、この売上は本当に凄いと思います。これは一重に学生達の頑張り、特にオーナー勉強会での一生懸命なプレゼンがFCオーナーにも届いた結果だと思います❗️

 

 「FCオーナー会」とは、学生がオーナーの前で発表した「林檎ビネガー酎ハイの商品プレゼンテーション」のことだ。オーナー向けの新商品発表会(昨年12月末)で、10分ほど説明にお時間をいただいた。翌月の発売時に発注をしてもらうために、学生たちが一生懸命に自分たちの開発商品を推奨していた。

 その結果が実って、今月中旬からはじまった新製品の受注受けでは、すでに100店舗への導入が見込まれていた。ほぼ全店の店長が来席している場でのプレゼン。緊張感の中で学生が上手に商品を勧めてくれたからだろう。

 さて、本日は雪になってしまった。せっかくの販売好調に水を差されないとよろしいが。明日になってから、本日の販売データが気になるところではある。

 

 「そんなに売れてるのなら、全国発売してよねえ!」というメールを、名古屋と元学生からいただいた。静岡や広島からは、「一部の店舗でもいいですから、青のローソンでテスト販売してみたら?」との意見もいただいている。ローソン本体の担当者に電話してみようかな?わたしから。