【奈緒さんからの質問へ】 回答:日本の未来について、そんなに悲観することはないですよ。

 神戸の奈緒さん(義娘)からのわたし宛に、夜中に家族ラインにつぶやきが飛んで来ました。病気の諒君(二歳)を寝かしつけていてネットで記事を読んだようです。「お父さん、日本の将来ってそんなに危ういんでしょうかね?子どもたちが成人する頃、そんなことになっていたらかなしい(涙)」。

 

 その記事は、[もし私が10歳の日本人なら…世界的投資家の「驚愕の問いと答え」 ]で始まる、日本(経済)を襲う未来の恐怖についての警鐘でした。ネットの記事は、http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53747>に掲載されています。少子高齢化で、日本の経済が惨めなものになるという趣旨の記事です。

 有名な外国人投資家のコメントが掲載されています。彼は日本びいきのようで、永遠に寿司が食べたいので、日本人にはなんとか頑張って、安倍首相を退陣に追い込んでほしいという意見でした。

 そんな馬鹿な! またまた、こんなことを書いて、世間の気持ちを煽ろうとする。扇動メディアは、その無知をまたしても晒しています。

 

 以下は、奈緒さんへのわたしからのメッセージです。

 日本の未来について、悲観することは全くない。その根拠を述べたのものです。

 

 

 なおちゃんへ

 

 夜中に起きだしたので、以下のお返事は論文のように長くなります。飛ばしてもよろしいですよ。わんすけのたわごとですが、この人にはなぜか未来が見えてます。なので、心配は無用です。それが結論です。

 

 話すと長くなりますが、懸念について結論だけ言うと、コラムでインタビューしているようには、日本は悪くならないです。単なる外国人投資家のたわごとです。根拠は、以下の通りです。安心して子育てと仕事に励んでください。

 

1.国債など財政を圧迫している借金は、財務省が主張しているようには深刻ではない。今は、景気を刺激するために、札束を大量に刷っているだけ。借金も増えているが、資産も増えている。プラスマイナスゼロ。

 
2.雇用は確保されている。若い人の就職口は、むしろ増えている。おかげで、ブラックな働き方に対する世間の風当たりは厳しくなっている。あとは教育に対する投資だが、オランダのように大学まで無償化される可能性が出てきた。貧富の差で一番深刻なのは、教育の機会均等、平等。

 
3.津田沼組みとわんすけ家が二世帯で住むのは、子育て支援と老後の安心生活を同時に解決できると考えたから。これからは、家族がバラバラに離れて住むのではなく、一緒に居住する時代が戻ってくる。都市部では、血が繋がっていない知り合いが雑居する時代になる。孤独死や個食の解消には、そうするしかない。だから、小川家の実験が始まるのです。 

 
4.少子高齢化の恩恵もあって、土地と住宅が余る。若い人の稼ぎは減るが、家賃負担が軽くなるのです。あとは、耐久財なんかは安く借りられる時代なのだから、職がある限りは生活に困ることはない。

 

5.日本人は食べ物を自給するようになる。また、雨が豊富で、農業生産の技術も農地も余っている。それができる環境にある。今38%の食料自給率は、早晩には60%になる。

 
6.日本が、外国人労働者や移民を受け入れないというのは嘘です。すでに技能研修生という名目で外国人が増えている。もともと日本は、外国からの移民によって人口減や労働力不足を補ってきた歴史がある。奈良時代から平安時代かけて、明治大正期の韓国中国からの移民を受け入れ。メデイアは、きちんと歴史を調べてから発言していない。周りを見たら、世界中の国籍の人の顔がいるのでは?

 
7.結局、この先の日本は、江戸時代に戻るのですよ。国籍は不問。この国に定住する人たちが、家族のようになって、みんなで作ってみんなで食べる。

 そんな未来に、そんなに不安を感じることはないのでは?むしろ、食べ物や医療サービスの確保を心配したほうがよろしい。アレルギーとかガンとか、食べモノの安全性とか。

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