コンビニ既存店売上対前年比、二ヶ月連続で、ローソン(+2.1%)がセブン(+1.3%)を上回る。

 9月のセブン-イレブンの既存店売上高は昨対比で1.3%増、ファミリーマートは2.0%減。その二社に対して、ローソンは既存店売上高が2.1%増。全店売上高(+5.2%)でも、伸び率でセブンを上回った。二ヶ月連続で既存店対前年比で、ローソンがセブンに勝ったことになる。(「流通ニュース」10月10日配信)。

 

 ローソンの平均日販は54万3000円。これも、じわじわと伸びている。セブン-イレブンは62か月連続で既存店の売り上げ増が続いているが、この記録はそろそろ途切れそうだ。11月か12月には、前年割れになるだろう。しかし、このところ、ファミリーマートの一人負けが続いている。

 2017年9月末時点で、ローソングループ国内総店舗数は、1万3492店。販売が好調な理由は、アイテム数を拡張したサラダの売上増と、GODIVA社と共同開発したスイーツ第3弾(「Uchi Cafe SWEETS×GODIVAショコラタルト」「Uchi Cafe SWEETS×GODIVAガトーショコラ」)が好評だったことがあげられる。

 大崎で取材した際に、両方を食べてみたたが、上品な味わいで実においしい。女の子が好みそうな、、サラダとチョコの貢献で、既存店の売上高が大幅に増加した。

 

 既存店月次売上で、今月と先月のように、ローソンがセブンに勝ったら、「宮崎さんが一勝」。セブンが勝ったら、「小川が一勝」である。年間(2017年10月~2018年9月)を通して、負けたほうが勝ったほうに食事をおごることになっている。

 今月末に、来年2月刊行予定の新書(NHK出版)の取材で、ローソンの竹増社長をインタビューする。宮崎さんと同じような提案をしてみようかと思っている。

 わたしが負けた場合は、ダブルでおごることになる。ただし、通年の日販でローソンがセブンに勝ってしまえば、わたしの本が思いっきり売れてしまうことになる。どうちらに転んでも、わたしに損はないことになる。