グルテンフリーのコロッケ作りに挑戦してみました → 美味しかった、そして体にもよろしい

 昨夜は、グルテンフリーのコロッケ製作に挑戦してみました。材料探しの最大のハードルは、「玄米パン粉」の調達です。市販されていませんでしたので、「玄米パン」をサーチしてみました。ミキサーでパンを砕いてパン粉が作れるのだから、玄米のパンからパン粉はできるはずです。

 

 玄米パン粉をサーチしていて、成城石井のネット通販で、玄米パンが入手できることを確認。本日中に、チャレンジしたかったので、三越日本橋に勤務しているかみさんに携帯メールしました。前もって成城石井の日本橋店に電話。店頭に玄米パンがあることがわかりました。

 自宅には、ゆうくんスペックの「グルテンフリー」の材料がすべてそろっていました。米粉、片栗粉、これに、玄米パンをミキサーで粉にして砕けば、玄米パン粉の出来上がりです。

 ここで、グルテンフリーに加えて、わがやの場合は、困難な条件がひとつ。孫のさらは、卵が食べられません。つなぎつくりが課題なのです。そんなわけで、米粉と片栗粉を水に溶かして、玄米パン粉をまぶす作業がたいへんでした。

 生卵を使えれば、パン粉とコロッケのタネをつなぐのは簡単です。コロッケが油の中で爆発する可能性も低いのです。

 今回は、つなぎが水なので、条件はかなり厳しかったです。

 

 グルテンフリーのコロッケ、自宅調理のはじまりです。

 

 最初の手順は、ふつうのコロッケを作るのと同じでした。

 

<タネつくり>

1 玉ねぎをみじん切り。フライパンで炒めた豚牛あいびき肉に、玉ねぎを合体。適当に色がついたら、バットにあけて熱を冷ます。2 ジャガイモを、皮付きのまま4分の一サイズにカット。水の状態から約20分間をかけて茹で上げます。

 氷入りの冷水を準備(熱いので、自分の手を保護する目的)。アツアツのまま、茹であがったジャガイモをフォークに刺した状態で、表面の皮をむきます。

3 ジャガイモをフォークの”背”で、つぶしていきます。これに、あいびき肉と玉ねぎをジャガイモに混ぜます。

 塩・胡椒を振りかけて、コロッケのタネは完成です。わが家では、「魔法の粉ミックス」を振りかけます(内容は内緒です)。

4 最後に、自分の好きな形にこねて丸めます。昨夜は、「まん丸型」と「俵型」に成形しました(衣用のバット①へ)。

 

<衣つくり>

5 バットを4種類準備します。①タネ置き用、②つなぎ用、③玄米のパン粉用、④揚がった完成品用。

6 ②つなぎは、米粉2に対して片栗粉1の割合としました。経験がないので、ゆうくんの画像を見ての判断でした。

 冷水で溶かして米粉と片栗粉を混ぜます。なるべく早めに、この作業を終えましょう(②が出来上がり)。

 *時間をかけすぎると、コロッケのタネがくっつくからです。

7 玄米パンは、スライスしてから、ミキサーにかけて粉々に砕きます(③のバットに入れます)。

 

<フライ>

7 新しいサラダ油を準備して、強火から中火にもどします。

8 ①コロッケのタネに、②つなぎをつけて、③玄米パン粉をまぶします。

9 油に放り込んで、コロッケを上げます。

 きつね色に焦げがついてきたら、ひっくり返します。

 *時間は任意ですが、グルテンフリー用のつなぎは焦げやすいので注意。

10 これで、完成です。④のバットにあげて、油を切ってください。

 

 以上、グルテンフリーコロッケの簡単ながレシピでした。

 詳しくは、シェフの小川孔輔におたずねください。

 

 完成品のコロッケの味について、書くのを忘れてました。

 

<外部品質>

・特徴1:玄米パン粉、米粉、片栗粉のミックスを使っているので、衣はやや硬めです。

    ふつうのコロッケより、食感はパリパリです。

・特徴2:タネが小さめにならざるを得ないので(破裂を避けるため)、一口サイズに仕上がります。

・特徴3:見た目が、通常のコロッケよりも黒く仕上がります。

<内部品質>

・特徴4:翌日のお通じが快調なように感じます。*衣の玄米を使っているからだと思います。

・特徴5:美容と健康を、気にする人向きです。ダイエット・美容効果は抜群かと。

・特徴6:そもそも、小麦アレルギーの方用に作りましたが、普通の人の健康にもよろしいのでは?

 

おがわ