わたしが代表幹事を務める「NOAFの総会」(第二回)が、有楽町の東京国際フォーラムで行われました(7月28日)。そのときの配布資料や総会の模様を伝える写真などは、農林水産省のNOAFのホームページに掲載されています。興味深い内容ですので、是非ご覧ください。 http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/161130.html
ところで、昨年7月に発足した「NOAF(Network for Organic-eco Agriculture and Food Lifestyle, Nippon)」では、一年間の試行錯誤と模索の段階を終えて、ようやくいくつかのプロジェクトが動き始めています。
日本のオーガニック市場を拡大するための様々な取り組みがスタートしましたが、その中心には、新規就農者と彼らの活動を支援する若手の会(「次代の農と食を作る会」)がいます。
実績がある古参の実践者(参与)と、これからを期待されている若手の混成チーム(幹事会)から生まれた「NOAFプロジェクト」(第二回総会でお披露目しました!)を、以下では紹介してみます。
① 神奈川の有機農家・NO-RAの千葉さんが中心となり、2020年オリンピック・パラリンピックのキャンプ地をきっかけとして、有機農業が盛んな地域を盛り上げようというプロジェクト、
② マイファームの西辻さんが中心となり、日本のオーガニックの情報を世界に発信するとともに、世界のオーガニック情報を日本に紹介しようというプロジェクト、
③ 代表幹事の私自らがリーダーとなり、「オーガニックマラソン大会」を全国に広めるプロジェクトもあります。
*マラソンプロジェクトでは、「有機農業の町」として知られる埼玉県小川町の「小川和紙マラソン」(12月10日)や、「オーガニック宣言」を行っている千葉県木更津市の「ブルーベリーラン」(10月7日)とコラボレーションを予定しています。
これ以外にも、複数のプロジェクトが現在進行中です。みなさんも、日本のオーガニック・エコ市場を盛り上げるため、NOAFに参加を検討してみてください!
未登録の方にお願いです。農水省のホームページから、簡単に会員登録ができます。
つぎに、わたし(NOAF代表幹事:小川)と「NOAF」の幹事会からのお願いです。
NOAFの第二回総会で、正式に「NOAFを支援する会」が発足することになりました。NOAFの組織ですが、昨年の発足以来、種々の活動を「NOAFの会員」のみなさんの協力をえて、ボランティアで行ってきました。ところが、例えば、旅費やホームページの製作費などにはお金がかかります。資金が不足しているため、これまでは十分な活動ができていません。
そこで、法政大学の酒井理教授(NOAF幹事会メンバー)を中心とした有志が、NOAFの活動やNOAFプロジェクトに対して、金銭的にバックアップすることを目的に「NOAFを支援する会」という団体を立ち上げました。NOAFを支援する会では、会員の方から年会費や寄附をいただくことになります。
会員の方への特典としては、プロジェクトの詳細な情報や、会員向けのお得なセミナーのご案内などを用意しています。
NOAFを支援する会に入会を希望する方、ご興味のある方は、事務局までお気軽にお問い合わせください。
NOAFを支援する会事務局(代表:酒井理、法政大学キャリアデザイン学部教授)
FAX:03-3264-9732
E-mail: