フードポルノの語感

 美味しく食べたものをブログにアップして、自分の食生活を世間に露出する趣味のことを「フードポルノ」というらしい。自分はこれをよくやっている。むかしは、レストランや割烹できわめつけの美味しい料理が出たときに、スマホで写真を撮って仲間に送っていたものだ。
 

 
 最近では、自分で料理を作るようになったので、その写真を親しい仲間や家族に送っている。正式には、food pornographyとつづるはずで、その短縮形が「フードポルノ」なのだろう。
 しかし、「ポルノ」の部分が、ある種の卑猥さを連想させるので、若い女子向けに使うのはちょっとためらわれる。純粋な英語が日本語に転じると、まったく別のニュアンスを醸し出してしまう言葉の代表的なケースではある。
 いまひとりの若い女子に、「フードポルノの語感をどのように感じるのか」を尋ねてみた。言葉のニュアンスについてたずねている。返信はまだ来ていないが、きっと仮説通りの反応になるような気がする。わたしも最初に、この言葉を聞いたときに、オリジナルの意味に尾ひれがつきそうだと感じたものだ。

 ところで、Line仲間の神田さん(カインズホーム)に、先ほど朝の確認メールを送った。
 今日も早朝より、東京駅経由で京都出張とのこと。ナショナルチェーンの営業担当本部長として、全国のカインズホームを行脚している。「社長もつらいよ」なのだが、店舗営業担当の部長さんも、「巡回セールスマンはつらいよ」の立場にある。
 「もう新幹線ですかね。わたしは、午後からたくさんのことを、駆け足です。午前中に授業準備、感想文のコメント書き。午後は、ブログの写真撮影、学部ゼミ、院生の面談二件。そのあと、東京駅近くの法律事務所にて、大阪の本社とのテレビ会議」。
 神田さんには前夜に、銀座の飛騨牛の店(馬喰一代)で食した「すき焼きのコース料理」と「エディブルフラワー」の写真を送っていた。フードポルノという言葉そのものに、とくだん神田さんは違和感を感じないようだ。
 
 「フードポルノ、歓迎です」と反応が戻ってきた。言葉の語感の受け止め方は、人それぞれなのだろう。そうでない男性もいるが。
 そういえば、山形おきたま農協の渡部さんとカインズの神田さんには、生存確認のメールを毎朝、送っているような気がする。あとふたり、秘密の女子たちがいるのだが、それは内緒。ブログはここまでにして、そろそろ本来の仕事を始めないと、、、
 とはいえ、土曜日のレースでリタイアして以来、お腹の不調が続いている。正露丸を飲んでいたが、独特のにおいがきつくてやめてしまった。脱水症状からきた下痢らしく、何を食べても消化がうまくいかない。汚い話だが、いつもの粘土状のものが腸から降りてこないのだ。
 
 今朝になって、気温のほうは落ち着いてきている。河川敷のレース時に、外気温は29度もあった。今朝は22℃で、昼間も25度までしか気温が上昇しないらしい。弱っている身には一安心だ。
 森下の書斎の5階では涼しい風が流れて、一般道路側(南)から高速道路側(北)へ涼しい風が流れていく。
 と書いたところで、ロック・フィールドの岩田弘三社長から、携帯に電話が入った。来週、5月31日の「日経ヒット塾」のセミナー対談のことで、事前に打ち合わせがしたいとのこと。午後に大学にいらっしゃるようだ。