池の白鳥は8羽になりました。すべてオオハクチョウです。今年の飛来は、10月22日でした。わたしの65歳の誕生日、その前日だったので覚えています。約20年間、毎年続けて清水口の調整池に飛んできています。今年は過去最高の31羽がやってきました。
残りの8羽が去るのも時間の問題です。今年は暖かいので、そろそ全員が飛び去っていきそうです。池から白鳥がいなくなると、何となく寂しくなります。白鳥の餌を狙うマガモも消えてしまうからです。
「白鳥の会」の人の話では、白鳥たちは新潟経由でシベリアに向かうとのこと。飛び立つ前になると、餌を食べなくなるのだそうです。体重を軽くするためらしいです。いつもは水草をついばんだり、白鳥の会の人が与える古米を食べています。
白鳥が去ると、本格的に春がやってきます。白鳥たちと一緒に、武道館から39期のゼミ生が卒業していきます。もうひとつ、さみしさが増す理由です。そして、桜が咲いて新学期がやってきます。新しいともがまた法政大学にやってきます。