うれしい! わたし、俄かアニメファンになってしまいました。

 ブログの映画評欄で、絶大にごひいきしている「君の名は。」と「この世界の片隅に」が、正月の興行収入でランクアップしている。「この世界の片隅に」は、ランクキングが9位から8位に上昇。興行収入面でも、映画公開8週目で10億円を突破している。

 

 両作品とも正真正銘のアニメである。しかも、これまでのようなオーセンティックな作家が描いた物語ではない。新人の作品である。振り返ってみると、子供のころはそれほど漫画が好きな少年ではなかった。それがこれである。

 漫画経験は、妹が定期購読していた『マーガレット』や『少女フレンド』をついでに眺めていた程度。弟たちが買ってくる野球漫画や冒険物語にも興味を持てなかった。強いてあげれば、結婚してから、長男が愛読していた『少年ジャンプ』のドラゴンボールやドクタースランプ(あられちゃん)は習慣として読んでいた。

 そういえば、ある年齢からは、宮崎作品を劇場とDVD(当初はビデオテープ)で見る習慣はついてきたようだ。とはいっても、今回のような真正のアニメ作品に、これほどまでに”はまってしまう”とは、かつての自分では考えられない。自分でも意外だったのは、それを他人に推奨するようになったことだ。

 

 ブログの影響もあるようだが、わたしの推薦で、劇場に足を運んだ友人や学生は100人は超えているだろう。東宝や東京テアトルからは感謝状をいただいてもいいくらいの貢献だ。

 このごろは、映画館でみた予告編が、次回観賞用の媒体になってきている。「君の名は。」で見て、「この世界の片隅に」を観に行った。そして、現在6位の「海賊と呼ばれた男たち」は、近いうちに見てみたいと思っている。これも、予告編を前回、東京テアトル(@新宿)で見ているからだ。

 つぎのデータは、ネットから拾ってきた先週の興行ランキングだ。ひいき作品の、この先のランク上昇が楽しみだ。

 

 

【2016年12月31日~2017年1月1日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位

1(1)『バイオハザード:ザ・ファイナル』:2週目

2(3)『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』:3週目

3(7)『君の名は。』:19週目

4(4)『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』:6週目

5(2)『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』:3週目

6(8)『海賊とよばれた男』:4週目

7(5)『土竜の唄 香港狂騒曲』:2週目

8(6)『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』:3週目

9(10)『この世界の片隅に』:8週目

10(9)『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』:4週目