2月末に発売が決定、岩崎・小川編著『メディアの循環、「伝えるメカニズム」』生産性出版

 2014年~2015年に実施された「ソーシャルメディア環境下でのマス広告の効果研究」(電通吉田秀雄記念財団助成研究)が書籍化される。今回は、法政大学イノベーションマネジメント研究センターの出版助成を受ける。刊行は2月末が予定されている。

 

 当初は、一般向けの販売を考えていた。ところが、法政大学から研究助成を受けた関係から、ハードカバーで表紙デザインの統一が必須になった。そこで、販売部数をかなり絞って、帯の文言なども落ち着いたデザインに合わせて変更した。

 全200頁で、値段はそれでも2000円(税抜き)。一般でも買える値ごろ感ではあるが、ハードカバーのために書籍の販路は限られてしまう。初めて知ったことだが、ハードカバーにすると返本が難しくなるらしい。

 そんな事情もあって、わたしが個人的に200部買い取ることにした。研究会メンバーにも一部を頒布するが、もしも入用な方がいらっしゃれば、わたしの買取在庫から著者割り(二割引き)でお分けすることにしたい。一般書店では、なかなか入手が困難だと思われるからだ。

 

 いま表紙のデザインと帯を見ている。白地に青字のデザインだ。とても清潔感がある表紙だ。

 黒地に白抜きの帯の文言は、つぎのようになっている。

 

 「マスメディア」「ソーシャルメディア」「キュレーションメディア」

 3つのメディアの連鎖が急速な情報拡散を起こす。

 ヒットのメカニズムを分析。

 橋本環奈、ふなっしー、レモンジーナ、ザクとうふ

 どうして人々は、それを支持したのか?

 

 新しい理論仮説の提案に、どのくらいの反響があるものだろうか?