パリ滞在が4日目になりました。フランスの気候が体になじんできた感じです。昨日のマラソン本番も寒かったのですが、なんと!今日のパリは朝から雪が降っています。昨日だったら、ランナー達に凍え死ぬ人が出たかも。そのうえ、昨晩からこのホテル(メリディアンエトワール)と向かいのコンコルドラファイエットは厳戒体制の中にあります。北京オリンピックの聖火ランナーが泊まっていますから、いたるところでチェックされます。
寒空の中、本日は朝から蚤の市(クリニャンクール)とモンマルトルの丘(サクレクール寺院)を歩きました。42キロを完走したばかりのお姉さん達と一緒でした。平均年齢65歳(推定)、最年長は71歳の田口さん。千葉県船橋市出身の女性ランナー。昨年のホノルルマラソン70歳代女子の部の優勝者です。
昨日のパリマラソンも4時間20分。ちなみに、田口さんはフルを完走した翌日のいまから、エッフェル塔まで走っていかれるそうです。途中買い物をしながら片道約8K。エッフェル塔は走って昇るそうです。脱帽です。
なお、いまのいままでは、元気な皆さんの案内役で、蚤の市と丘を越えて10Kほど歩いてきました。途中、二軒ほど、パリでよく見かけるスーパーで買い物をしました。わたしは仕事のつもりでしたが、皆さんは純粋に買い物を楽しまれていました。。一軒目は、フランプリ(FRANCEPRIX)。街中でよく見かける食品スーパーです。棚が白で統一されていて、いかにもフレンチスタイル。赤の看板にシンプルな店舗デザイン。加工食品の値段が安い。陳列のレベルはいまいちかな?
二軒目は、モノプリ(MONOPRIX)。ガイドブックにも掲載されているくらいメジャー。一階が食品中心、地階が雑貨、実用衣料品、美容健康用品、ドラッグ。コーナー展開されています。インショップにはなっていないところが気持ちがよい。日本のSMに見習ってほしいくらいに、とてもオシャレです。ほぼ全品がPB商品らしく、ランジェリーのコクーンブランド(COCOON)は、素材、デザインなど素敵でした。売り場のレイアウトもすばらしい。H&Mばりの色使い。品揃えはモノプリのほうがもっとシンプルでしっかりしていました。一番感心したのは、陳列用の什器でした。3種類あって、とくに、衣料品の什器は、機能的でかつデザインと色彩がすばらしい。言葉ではうまく表現できませんが、ハニーズやしまむらにまねしてほしい形式のものです。どちらも安上がりにはできていますが、美しくありませんので。
一階の食品売り場は、花売り場に見るべきところがありました。3箇所にお花が置かれていました。入口のビラー(柱)の周囲を取り囲むように、バラとチューリップの10本束のシングルブーケ。ひとバケツに5束、12~15バケット。一束600円(3、5ユーロ)。安くて新鮮。その脇に、カランコエとミニ鉢ものが数ポット(10?)。そして、レジ脇にはミックスブーケ(10束)が置いてありました(数箇所、3~4?)。大きなスーパーではないので、かなりの陳列量です。その他、生鮮品等も綺麗にレイアウトされていました。日本と比べても管理水準が高い!しっかり見てきたいとおもいます。
明日、もう一度、詳しく調べてみたいと思っています。ついつい仕事モードになりかけています。(笑)