パリだより No.3

パリマラソンは4時間3分2秒でゴールしました。いまは打ち上げパーティ前の時間です。総勢16人のJTBパリマラソンツアーです。女性が13人!20歳台ひとり、あとは50~70歳台まで多様です。横になって休んで疲れをとっています。
あまりやらないことですが、10キロ毎のラップタイムをお知らせします。59分、56分、52分、61分、15分(2、2K)。
とにかく、朝からの雨が上がったばかりで寒い。8時45分のスタートでした。申告タイム別に並びます。これはニューヨークシティマラソンとおなじです。NYは、色べつに一万人ずつ海軍基地から整然とはしりますが、さすがフランスらしく、適当に詰めてばらばらに出ます。


シャンゼリゼ通りの石畳をまず2K。3万5千人同時なので、ぶつかってなかなか先に進めません。体が小さい日本人、とくに女性は2メートルの外人さんに埋もれてかわいそう。10Kまでは足場が悪い石畳の路面でした。隣前後とよくぶつかるので、「パードゥン、パードゥン」を100回連発。それだけでかなり消耗です。体臭がきついのもちと疲れる原因かな。

パリの街中の景色から、10Kすぎには右に公園に入ります。公園の新緑は雨上がりでキレイでした。お日様も顔を出してくれて。しかし、道幅が狭くて相変わらずランナー同士がぶつかり気味。東京マラソンは2万5千人にランナーの数を制限しているのは正しいです。パリも2万5千人が気持ち良く走れる限界だと思います。考えてほしいです。

結局は20Kまでは人込みから抜けられず。しかも寒いときているので、ポンチョを被ったままで10Kまで走りました。やっと東の森を抜ける辺りで前が開く。キロ5分20秒にペースをあげました。快調なのは30Kまで。ダイアナさんがベンツをぶつけた自動車道路のトンネルは26K付近でした。衝突時の柱が13番目だけでなく、何箇所か傷が付いていました。13番目だけとくに痛んでいます。アーメン!

しかし、20~30キロまでだいぶ追い上げましたが、セーヌ側沿いの細い道。人をかき分け、ぶつかって体力の消耗がはげしかったです。ブローニュの森までは楽走でしたが、森に入った辺りから、35Kから最後まではバタバタ。歩くようにしてゴールしました。4時間が切れず!

走りやすい人数とふつうのコースならば、3時間50分台でしたね。人にぶつかってリズムにのれないままで不完全燃焼でした。うーん、残念。力尽きました。ツアーの打ち上げに行きます。何人かは棄権したようです。コンディションが悪かったからですね。気温は朝方5度らしく、昼間でも10度まではあがらなかったでしょうね。