オーガニックの商品ラインが大幅に拡大@ナチュラルローソンセミナー、大崎

 日経新聞の報道で、オーガニック&エシカル関連の記事が増えている。そのことに、皆さんはお気づきだろうか?例えば、昨日のなにげない記事(11面)、「食品通販の新会社、三越伊勢丹、オイシックスと」。有機野菜などを扱う通販子会社の設立です。そんな中、大崎のNLセミナーに行ってきました。

 

 健康食品系で、オーガニックの商品ラインが大きく広がっていました。ナチュラルローソンの日用品で、3つの政策が打ちだされていますが、最初の柱が、「オーガニック&ナチュラル商品の訴求強化」です。実際に、100%オーガニックのアップルソースなど。供給先は、㈱ブラウンシュガーファースト社です。

 残念ながら、カリフォルニア産の輸入加工品です。この商品には、USDAオーガニック認証と有機JASマークがしっかりついています。なお、ワインの棚を見てみたら、200本ほどある棚のワインのうち、各国別に2本ほどはオーガニックワインでした(シェア5%)。

 この一部は、成城石井との共同開発商品になっています。成城石井と組むことで、ナチュラルローソンは、海外商品の調達コストがかなりダウンできています。共通のベンダー、共同コンテナを使用できるからです。

 そのなかに、オーガニックの商品が目立ちます。全体的に、オーガニックがMDのトレンドになっていることを感じました。ありがたいことです。国産の加工品も欲しいですね。

 

 さて、わたしたち小川ゼミの学生が企画した「ヘルシー・スナッキング」(「健康な間食」のすすめ)のコーナーを見かけました。

 10月上旬から、ナチュラルローソンの全店(137店)に、この棚(Healthy Snacking)が導入されます。ナッツ類が棚の一番上に、中段に、大塚製薬が輸入しているフランスのGerble(ファイバースナック)など。下段には、Harelブランドのスナック菓子類が展示されていました。

 来週からの全店展開が楽しみです。再来週の学生フィールドワークの発表会には、ナチュラルローソンから、数人の担当者が授業参観にいらっしゃるとのこと。わたしも責任重大です。