合宿4日目、黒姫高原縦走

妙高はまだ小雨が残っている。台風の影響か。キリのなかを、黒姫高原を越えて走ってきた。
朝方、町の有線放送で、静岡沖で大きな地震があったことえお知った。次男のまつぎが、東海道新幹線乗務日で、静岡泊まり。朝方は、連絡が取れなかった。勤務中なのか?いま、無事を確認できた。


妙高高原の話に戻る。今日走ってきた、杉野沢から黒姫高原までは、ランナーたちに人気の練習コースらしい。川沿いに森と緑のなかを走る。小雨でしかも昼間だからなのか、一緒に走っているランナーは皆無であった。朝方に走るのだろうか?
 爽やかな、しかし、ゆるやかなアップダウンがつづくコースだった。往復で16Kを走った。地図上は20Kはありそうだったが、池の平温泉の駐車場から、中央学院大学の合宿所までは、片道8Kしかなかった。長年の経験で、だいたい1キロを5分30秒前後で走っているのが感覚でわかる。山道を走っているにしては、まずまずのペースである。
 4日目にして、自分の体が、標高1000Mの高度と坂道のきつい傾斜に慣れてきた。人間の感覚をいつも不思議に感じる。二日目に、野尻湖半を走ったときは、急な坂で死ぬかと思うくらい、上りがきつかった。しかし、あした、走るときは、たぶん、かなり楽にこなせるはずである。気持ちも体も環境に適応してしまう。そうなると、急坂もフラットにみえてくるものだ。急な坂でも、足がすくまなくなる。
 黒姫高原縦走16Kは、往復のタイムが1時間24分34秒だった。野尻湖の周回コースよりはやや長めである。最後は、さすがに、ばてて足が止まりそうになったが。
 今日で4日間、お昼を抜いている。朝夕が豪華過ぎる食事なので、昼は不要である(笑)。これだけはげしい練習を課しているのに、体重はまったく変わらない。62KG!
 お食事のこと。温泉宿の岡山館で、昨夜は15品がテーブルに並んだ。合宿中の学生(駿河台大学駅伝部)で、食堂が満杯。なので、夕食は部屋出しにしてくれた。いちいちメニューは書かないが、長距離を走ってでもいないと、大人でも食べきれない量である。今晩は、メニューを送信しようかな(笑)。
 ちなみに、朝食も、紫陽花の咲いているお庭を眺めながら、8品である。それとは別に、コーヒー付き。贅沢な一週間である。仕事はまったくしていない。持ち込みの本もPCもなし。この携帯メールだけの夏休みである。17日まで、この生活がつづく。真っ黒になって。