D1明け@三田病院、代理アップby内藤さん

 右目の手術は無事に終わった。眼帯のままなので、本当に視界がクリアーになったかはまだ確認ができていない。ただし、真ん中にあった厚い濁りのようなものは除去されている。


10階の窓からは東京タワーが大きく見える。簡単に報告を。快気祝いに、タワーの麓にある、とうふ屋うかいで祝杯をあげたいものだ。昨夜は空腹で寝つきが悪かった。

 D1明けとは、デトックス初日の意味だ。手術後しばらくはアルコールを控えなければならない。その最初の日が終わった。一ヶ月で肝臓の半分くらいは入れ替わってしまうと言われている。
 2週間もアルコールを摂らないと、肝臓の貯蔵タンクはずいぶんきれいになるのだろう。汗をかけないから、マラソンも3週間は控えることになる。45歳で走り始めた。20年分溜まっていた疲れが取れそうだ。
 4月からは、運動に関してはゼロスタートになる。それだけ体を動かさないと、筋肉は完全に緩んでしまうだろう。

 朝8時半に、小松先生の診療があり、予定では退院となる。千葉の自宅に戻り、しばし妄想の時間が始まる。1日に、三種類の点眼薬を4回、目の中に垂らす。
 抗菌剤のクラビット、抗炎症剤のリンデロン、同じく抗炎症剤のブロナック。ステロイド剤が含まれている。これを、D2の朝からはじめて、昼、夕方、寝付く前の4回。
 他に仕事をしていたら、点眼を忘れてしまいそうだが、なにせ2週間は患者専業だ。忘れるはずもない。

 白内障の手術は20分だった。車椅子に戻った時、看護師さんに聞いたら、予定通りの時間だったらしい。何かあると、1時間になるかもと脅かされていた。安心だった。
 昼ごはんなしで、夕食と軽かった。朝の7時すぎのこの時間、お腹が鳴っている。空腹が頂点に達している。

 ここで、スマホ入力は限界に。点眼に戻ることにする。次は、リンデロン。