不思議な夢

 新春早々、不思議な初夢を見た。数年前に亡くなった渥美先生(JRC)が夢の中に登場した。そして、セゾングループを創設した堤清二さんや西友の総支配人だった上野光平さんも。戦後日本の流通を担ったきた先達たちが、枕元に現れたのだ。かわいがっていただいた方たちだ。



 推測なのだが、45年ぶりで元旦にアルコールを抜いたせいだと思われる。この二か月間、気が付いてみると酒を飲み続けていた。昨夜は、久しぶりにアルコールなしで寝ついた。実際にはなかなか眠りに落ちなかったが、脳の調子が変調をきたしたのだろう。
 第10回東京マラソン(2月21日)を二か月先に控えて、実験的に寝酒を控えてみた。今朝の寝覚めは悪くはないのだが、そんなわけで、昔の恩人たちを枕元に呼びよせてしまったらしい。何かの予兆なのだろう。これから出す本の内容が、彼らを呼んだのだろうか?
 「夢の国で起こっていること」(『読売オンライン』2016年1月)、「ローソンがセブンを超える日」(JFMA新春セミナー、1月11日)、『経営学の大罪(仮)』(新潮新書)、、、、
 これらは、どこかでマスマーケティングとチェーンストア理論を否定している。

 そんなこともあって、昨日は、元旦から仕事をしてしまった。林まやさんから、第3版の序章(ワードファイル)が送られてきたから。生産性出版から翻訳の刊行を予定している『トゥルー・ノース(仮)』(原題:Discover Your True North)』の仮訳のチェックである。
 翻訳をするときにいつも心がけていることをコメントした。「はしがき」などにもあまり書いたことがないことである。例えば、

3  翻訳についての注意
 ・忠実に訳す必要がない部分
   いまは、完全に訳するように努力していると思われます。
   もっと”省略”してもよいところが多々あるように思います。
   たとえば、頻出する「あなた」(you, your)など
  ・逆に、補足が必要な部分
   英語にはないが、日本語として必要な部分。
   たとえば、水色の部分などを参考にしてください。
 ・英語の用語をそのままに使用するのがよいかどうか?
   私の好みは、できるだけ、日本語で。
   たとえば、コミットメント、ガイドなど

などである。