本日、大阪出張、京都・嵐山泊

 娘の知海が、クリスマスイブの24日に、嵐山に小さな家を購入して引っ越した。フェレットと一緒の移動である。三階建てのかわいい一軒家だ。京都駅から電車で16分(急行で11分)、駅から歩いて3分。本人は免許を持っていないが、小さなカーポートもついている。



 娘がいままで住んでいたマンションを紹介してくれた不動産屋の戸田さんが独立して、今度の家を紹介してくれた。
 ともみは、持ち主だった建築業者さんと相談して、中古の物件を町屋風にリフォームしたらしい。お祝いに頭金を出してあげたが、自分で借金して買った家である。小さなお城である。
 ともみは、切り絵作家でもある。家を購入したのをきっかけに、一階を改造して作業部屋にしたらしい。リフォーム代は、外窓の格子と工房の改造代のようだ。写真でしか見ていないが、なんとなく町屋風に変わっている。
 娘の家は、渡月橋まで10分ほどのところにある。FMAの元会長、スタン・パーマーさん夫妻を渡月亭に泊めて、一緒に桂川あたりを散策したのは10年ほど前のこと。渡月橋がかかっている桂川一帯は、数年前に水害にあっている。だが、周囲は風情のある環境だ。わたしにとって好都合なのは、マラソンの練習に最適の場所だったこと。

 さて、本日は、新幹線で新大阪まで行くことに。大阪の化粧品会社からの依頼で、10年ほど前に買収したブランドの国際調停裁判の証人を引き受けることになった。大学時代の先輩筋からの紹介である。午後に、依頼主の社長さんから、ブリーフィングを受ける。
 その帰りに、京都の娘の新居に泊めてもらうことにした。3Fの屋根裏部屋を確保してもらっているのだが、酔っぱらいのわたしには、狭い階段が危ないらしい。いつかのように、バカラをもって12段から転げ落ちないように。というわけで、二階の和室が本日の宿泊部屋として供出されるらしい。