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【授業シラバス】 IM研究科・2017年春学期「マーケティング論」
 京都女子大に続いて、大学院の「マーケティング論」のシラバスを公開する。昨年度と変わったのは、テーマ討議に、「ローソンがセブンを超える条件」が加わったこと。参考図書も一部が差し替えになっている。本日は、最初の授業内講演がある。元西友の藍野さん。

 

IM研究科・2017年春学期「マーケティング論」          2017年4月13日
機ー業と事前アナウンスメント
1 授業の基本方針
IM研究科の大学院生のために、
(1) マーケティングの基本的な概念と枠組みを講義する。
それだけではなく、基礎概念の応用力を高めるために、
(2) 「事例に基づくクラス討議」(「テーマ討議」)、
(3) 「基礎文献の解説」(資料はデジタル配布)、
(4) 「課題事例の個人レポート」(3本)
(5) 「外部講師による講演と討議」(4本)
を準備することにした。
2 授業運営の仕組み
(1)「通常のレクチャー」:
  ・14回分の<基礎講義>が準備されている。基礎概念を、講義1〜講義14で学ぶ。
  ・それに加えて、特論1〜特論2が用意されている。
(2)「事例に基づくクラス討議とリサーチ」:
  ・3つのテーマに関して、クラス討議を行う(4〜5チーム)。
  ・テーマ事例について、テーマ討議(1)〜(3)とする。
  ・テーマ討議1 「コンビニ、ローソンはセブンイレブンを超えられるか」
(GRP編成A)
  ・テーマ討議2 「東京ディズニーリゾートのサービスデザインを考える」
(GRP編成A)
・テーマ討議3 「日本のオーガニック市場に未来はあるか」(GRP編成B)、
  ・テーマ討議4 「アジア事業プロジェクト」(GRP編成C)
(3)「必読文献の解説」
  ・ 各講義について、講義テーマに関連した<必読文献>を指定して配布する。
・ 事前に、参考文献・討議資料、必読資料を配布する(電子的に配布)。
(4)「個人課題レポート」
・3つの事例については資料を配布する。解説した3週間後に、
短いレポートを提出すること。A4で1〜2枚の長さ(最大3枚)。
(5)「外部講師による講演と討議」
  ・4人の外部講師にレクチャーをお願いする(藍野氏・天沼氏・小川氏・増本氏)。
  ・今進行中の”生きた事例”による討議を行いたい。
(6)「学部ゼミ学生のための調査コンサルテーション」
  ・今年度は特別に、学部生(4チーム)の調査プロジェクトのために、
<GRP編成#D>で、チーム別にコンサルテーションを実施する(4チーム)
3 テキスト・参考図書(五十音順)
全体のテキストは、*小川孔輔(2009)『マーケティング入門』日本経済新聞出版社。各章ごとに、以下の参考図書を使用する。
<テキスト>
(1)小川孔輔(2009)『マーケティング入門』日本経済新聞社(講義#と章が対応)
(2)嶋口充輝他編(1998〜1999)『マーケティング革新の時代(1)〜(4)』有斐閣
(3)和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦(2006)『第3版 マーケティング戦略』有斐閣
(4)小川孔輔(2011)『ブランド戦略の実際(第2版)』日経文庫
<参考図書>
(1)小川孔輔(2011)『しまむらとヤオコー』小学館
(2)小川孔輔(2014)『CSは女子力が決める!』生産性出版
(3)小川孔輔(2015)『マクドナルド 失敗の本質』東洋経済新報社
(4)岩崎達也・小川孔輔編著(2017)『メディアの循環「伝えるメカニズム』生産性出版
(5)松井剛(2013)『ことばとマーケティング』碩学舎
(6)V・ランガン(小川浩孝訳)(2013)『流通チャネルの転換戦略』ダイヤモンド社
(7)J.C.ウズニエ、J.A.リー(2011)『異文化適応のマーケティング』ピアソン桐原
(8)生源寺眞一(2013)『農業と人間:食と農の未来を考える』岩波書店
(9)岩崎達也(2013)『実践メディア・コンテンツ論入門』慶應義塾大学出版会
(10)三谷宏治(2014)『ビジネスモデル全史』ディスカバー21
(11)林廣茂(2012)『味の素のグローバル戦略』同文館出版
(12)網倉久永・新宅純二郎(2011)『経営戦略入門』日本経済新聞出版社
(13)M.R.ソロモン(松井剛、監訳)(2015)『消費者行動論(上・中・下)』丸善出版
(14)梅澤伸嘉(2016)『30年売れて儲かるロングセラーを意図してつくる仕組み』
日本経営合理化協会出版局
(15)中島紀一ほか(2015)『有機農業が開く可能性』ミネルヴァ書房
(16)マイケル・ポーラン(2015)『これ、食べていいの?』河出書房新社
<実務家の書籍>
(1)柳井正(2009)『成功は一日で捨て去れ』新潮社
(2)浅利慶太(2013)『劇団四季メソッド『美しい日本語の話し方」』文藝春秋
(3)福島徹(2014)『福島屋:毎日通いたくなるスーパーの秘密』日本実業出版社
(4)石川康晴(2013)『アース ミュージック&エコロジーの経営学』日経BP社
(5)茂木友三郎(2013)『国境は越えるためにある』日本経済新聞出版社
(6)久松央達(2013)『キレイゴト抜きの農業論』新潮新書
(7)松尾雅彦(2014)『スマート・テロワール』学芸社
(8)辻中俊樹(2014)『マーケティングの嘘』新潮新書
(9)鳥越淳司(2015)『「ザクとうふ」の哲学』PHP研究所
(10)石井良明(2016)『成城石井の創業』日本経済新聞出版社
4 成績評価:
以下をほぼ同等に案分して成績を評価する
 ・授業内の発表・出席(報告、討議への参加発言)
 ・ グループレポート(発表、コメント)
 ・ 個人レポート(課題1〜3)

供ー業運営スケジュール
1―1 4月13日(1時限) はじめに(自己紹介+授業進行説明)
              グループ分け(A〜C)
1−2 4月13日(2時限) 「講義1:マーケティングの基礎概念」(*第1、3章)
  <必読文献> 嶋口充輝(2004)「序章 仕組み革新の時代」嶋口充輝他編『仕組み
 革新の時代−新しいマーケティング・パラダイムを求めて−』有斐閣
 <必読文献> T.レビット(2001)「マーケティング近視眼」
『Harvard Business Review』2006年11月号
2−1 4月20日(1時限) 「講義2:マーケティングの歴史」(*第2章)
 <必読文献> R.S.テドロー・近藤文男監訳(1993)「第1章 消費の時代―
 アメリカにおけるマス・マーケットの形成」『マス・マーケティング史』
ミネルヴァ書房
 <必読文献> 小川孔輔(2013)「石井教授の“マーケティングの知3.0“を妄想する」
        『季刊マーケティングジャーナル』129号
2−2 4月20日(2時限) 「特別講義1:ファミリーマートの海外戦略(仮)」
 特別講師:藍野弘一氏(オフィスアイ代表)(元ファミリーマート)
3−1 4月27日(1時限) 「講義3:マーケティング戦略の構築」(*第3、6章)
 <必読文献> 網倉久永・新宅純二郎(2011)「第1、2章」
『マネジメント・テキスト 経営戦略入門』日本経済新聞出版社
 <必読文献> 岡本智(2003)「第1章 技術のブランディング」法政大学産業情報
 センター・小川孔輔編『ブランド・リレーションシップ』同文舘出版
3−2 4月27日(2時限) 「テーマ討議1:コンビニ、ローソンはセブンイレブンを超えられるか」
 <必読文献> 小川孔輔(2017)「ローソンがセブンイレブンを超える日」『新潮45』新春号
4−1 5月11日(1時限) 「講義4:マクロ環境の分析」(*第4章)
4―2 5月11日(2時限) 「テーマ討議2:TDRのサービスデザインを考える」
 <必読文献> 小川孔輔(2015)『マクドナルド 失敗の本質』東洋経済新報社
 <参考資料> 小川孔輔(2016)「「夢の国」東京ディズニーリゾートに異変の兆し」
        『読売オンライン』(1月6日配信)
「首位争いから一気に圏外…東京ディズニーRを脅かす“不安”」
『産経デジタル』(まとめサイト、1月24日配信)
    
5−1 5月18日(1時限)「講義5:消費者行動と顧客の分析」(*第5章)
 <必読文献> 小川孔輔(2005)「バラエティシーキング行動モデル」
 『商学論究』(関西学院大学商学研究会)2005年3月号
 <参考図書> M.R.ソロモン(松井剛、監訳)(2015)『消費者行動論(上・中・下)』
 丸善出版
5−2 5月18日(2時限)「テーマ討議1:コンビニ、ローソンはセブンイレブンを超えられるか」(グループ発表)
6−1 5月25日(1時限) 「特論1:ブランド戦略」(*第16、18章)
 <参考図書> 小川孔輔(2011)『ブランド戦略の実際(第2版)』日経文庫
6−2 5月25日(2時限) 「アジア・データベース検索(説明)」
講師: ユーロモニター 門坂真理子氏
*PC持参。
   *図書館データベースからアクセスします。事前にアクセス可能か確認のこと。
* 「テーマ討議4:アジア事業プロジェクト」(チーム編成C)
 <参考図書> 林廣茂(2012)『味の素のグローバル戦略』同文館出版
 <参考図書>  J.C.ウズニエ、J.A.リー(小川孔輔・本間大一監訳)(2011)
 『異文化適応のマーケティング』ピアソン桐原
 <参考図書> 茂木友三郎(2013)『国境は越えるためにある』日本経済新聞出版社
7−1 6月1日(1時限)「講義6:マーケティング・リサーチ(1)」(*第7章)
            「講義7:マーケティング・リサーチ(2)」(*第7章)
 <必読文献> 梅沢伸嘉(マーケティングコンセプトハウス)(2005)
 「第1章、第2章」『グループダイナミックインタビュー』同文舘出版
 <参考図書> 梅澤伸嘉(2016)『30年売れて儲かるロングセラーを意図して
 つくる仕組み』日本経営合理化協会出版局
7−2 6月1日(2時限) 「テーマ討議2:TDRのサービスデザインを考える」
              (グループ発表A)
8−1 6月8日(1時限) テーマ討議3「日本のオーガニック市場に未来はあるか」
 <必読文献> 当日配布
 <参考図書> 生源寺眞一(2013)『農業と人間:食と農の未来を考える』岩波書店
 <参考図書> 中島紀一ほか(2015)『有機農業が開く可能性』ミネルヴァ書房
8−2 6月8日(2時限) 「特別講義2:カーブスのサービス・マーケティング(仮)」
   特別講師: 増本岳氏((株)カーブス代表取締役会長兼CEO)
 <参考資料> 当日配布(インテージセミナーでの講演録)
9−1 6月15日(1時限) 「講義8:新製品の普及と予測」(*第8章)
  <必読文献> 松井剛(2013)『ことばとマーケティング』碩学舎
  <参考図書> 岩崎達也・小川孔輔編著(2017)『メディア循環』生産性出版
9−2 6月15日(2時限) 「講義9:製品開発のプロセス」(*第9章)
 <必読文献> 野中郁次郎・竹内弘高(1999)「ラグビー方式による新製品開発競争」
 嶋口充輝他編『マーケティング革新の時代2 製品開発革新』有斐閣
 <個人課題1> ザクとうふ
10−1 6月22日(1時限) 「講義9:価格づけの理論」(*第10章)
「講義10:価格決定の実務」(*第11章)
<必読文献> 上田隆穂(2003)『ケースで学ぶ価格戦略』有斐閣
10−2 6月22日(2時限) 「学部生のリサーチ・コンサルテーション」
* 4チームの編成と学部生の発表
11−1 6月29日(1時限) 「特論2:サービス・マーケティング」(*第17章)
  <必読文献> 小野譲司(2010)「第1章、第2章」『顧客満足の知識』日経文庫
  <必読文献> 南知惠子・小川孔輔(2010)「日本版顧客満足度指数(JCSI)の
 モデル開発とその理論的な基礎」『マーケティングジャーナル』117号
11−2 6月29日(2時限)「特別講義3:エアークローゼットのレンタルビジネス(仮)」
    特別講師: 天沼聰((株)エアークローゼット代表取締役/CEO)
 <参考資料> 当日配布
12−1 7月6日(1時限) 「講義11:広告宣伝活動」(*第12章)
  <必読文献> 岩崎達也・小川孔輔(2008)「テレビ番組のプログラム価値マップ
(上)(下)」『日経広告研究所報』2008年8・9月号、10・11月号
 <参考図書> 岩崎達也(2013)『実践メディア・コンテンツ論入門』
 慶應義塾大学出版会
12−2 7月6日(2時限) 「テーマ討議3:日本のオーガニック市場に未来はある
か」(グループ発表B)
 
13―1 7月13日(1時限) 「講義12:セールス・プロモーション」(*第13章)
  <必読文献> 小川孔輔・ミラー前野和子・野沢誠治(1999)
 「ブランド・エクイティと景品付きセールス・プロモーション—
SPの長期効果についての実証分析」『日経広告研究所報』1999年4月号
 <必読文献> 大槻博(1998)「日用消費財メーカーにみるプロモーション戦略の変化」
『マーケティングジャーナル』70号
13−2 7月13日(2時限) 「特別講義3:7年目のフラワーバレンタイン」
     特別講師:小川典子氏(花の国日本協議会事務局)
 <個人課題2> 花のプロモーション
  
14−1 7月20日(1時限) 「講義13:代替的チャネルの選択」(*第14章)
 <必読文献> ランガン(2013)『流通チャネルの転換戦略』ダイヤモンド社                
 <必読文献> 住谷宏(2008)「第1章 流通の役割、第2章 流通の主体と客体」
 『流通論の基礎』中央経済社
14−2 7月20日(2時限目) 「講義14:小売業の経営と店頭管理」(*第15章)
 <参考図書> 小川孔輔(2011)『しまむらとヤオコー』小学館
15−1 7月27日(1時限目) まとめ (*第18章)
<必読文献> 小川孔輔(2007)「食のSPF」『チェーンストアエイジ』2月15日号       
15−2 7月27日(2時限目) 「テーマ討議4 アジア事業プロジェクト」
                (グループ発表C)
  
<夏休みの宿題>「個人課題3:劇団四季」 
<参考図書> 小川孔輔(2014)「劇団四季」『CSが女子力で決まる!』生産性出版
<参考図書> 浅利慶太(2013)『劇団四季メソッド『美しい日本語の話し方」』
文藝春秋
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<参考文献・資料>などは、配布、もしくは共有ファイル参照
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