先週から、新聞・雑誌へのコメント、寄稿文の依頼が増えはじめています

 拙著『マクドナルド 失敗の本質』は順調に売れている。発売から二か月が経過したが、アマゾンのランキングも4ケタから大きくは落ちない。ビジネス誌(チェーンストアエイジなど)でも取り上げてくれるので、いまでも一定の露出は確保できている。



 今朝も、朝日新聞社(経済部)から、 コメントの依頼があった。内容は、ブランドのロゴ復活についてである。
 経済部の担当女性記者は、「マクドナルド本などで、お名前やお仕事を知った」とのこと。マーケティング、とくに「ブランド論の周辺」で知名度が高まっているらしい。
 例に挙げていたのは、三菱電機の家電部門で、三菱マークの「スリーダイヤ」をロゴとして復活させた事例。アシックス(タイガー)やパナソニック(テクニクス)など、かつて人気だったブランド の復活。伝統的なブランドの復活には、企業としてどのような狙いがあるのか?
 その答えは、いずれ朝日新聞の本紙に登場するだろう。ここで書いてしまうと、新聞社の商売を妨害することになる。後日、さらに詳しく、このブログで述べることにする。

 先月は、『新潮45』に寄稿を依頼された。また、いま新たに新書版の企画が新潮社で進行している。つぎなる原稿依頼もあるらしい。また、ダイヤモンドフリードマン社の「チェーンストアエイジ」、日経BP社の「日経ビジネス」(2件)でも、コメントが掲載される。
 なんでもコメントは困り者だが、うまくすれば、自著の書籍拡販にもつながる。実際、2009年刊行の拙著『マーケティング入門』(日本経済新聞出版社)がいまだに増刷(1300部)が続いている。これで、累積が11600部になった。一冊が4000円を超す高価格辞書である。
 それでも、追加注文が入ってくるのは、テキストライターとして知名度が上がってきたせいだろう。なんとも、ありがたいことだ。