「PARACUP2015(ハーフ)@川崎」は、1時間54分31秒(ネットタイム)

 今月は6つのレースにエントリーしている。最初のレースが、多摩川河川敷で開かれた「PARACUP2015~世界の子どもたちに贈るRUN~」。午前中スタートのハーフ(2H)は、制限時間が二時間。そこそこの脚力のランナーでないと参加はできない。



 千葉県の自宅は、朝7時の段階で大雨だった。回避しようかとも考えたが、小鳥のさえずりで、雨はいずれ小降りになると予想した。ハーフ(2H)の部は、10時スタートだった。最寄駅の西白井駅(北総線)から、大会会場の新川崎駅(横須賀線)までの時間を検索してから、急いで身支度を整えた。
 雨が降っているが、傘も持たずに自宅を出た。さすがに時間に余裕がないので、西白井の駅前までは車で行った。駐車料金が700円かかる。電車の中で、新川崎の到着時刻を確認した。なんと!新橋で乗り換えて、横須賀線の新川崎駅到着予定時刻が9時34分。ハーフのスタートまでは、26分しか余裕がない。
 大会パンフレットによると、新川崎駅から河川敷の会場までは15分。しかも雨模様だ。傘も持っていない。タクシーを捕まえるしかない。エントリーに5分。すでに走る格好にはなっているから、トイレに寄って荷物を預けるのに5分。スタートライン整列までは、5分しか余裕がない。それも駅前でタクシーが拾えるとしたらである。

 結果的には、まったく想像通りの展開になった。新川崎駅から鹿島田駅方面に歩いていると(タクシー乗り場は反対口だったらしい)、逆方向に行くタクシーを一台見つけた。すぐに飛び乗って、「古市場小学校の方面に!」と指示。ワンメーターである。
 ランナーたちが歩いているのを横目でみて、タクシーは5分で河川敷の運動場に到着。9時40分。予定より早い。この時点でエントリーが無事に確定した。テントで受付を済まして、Tシャツを受け取り、ゼッケンを胸につけて、荷物を預けた。この間、わずか5分。
 10分前に選手はすでに整列しているが、トイレに寄る時間もあった。もう誰も列をつくっていない。ラッキー。走る前に力水も受け取った。なにせ、栄養ゼリーしか飲んでいないので、やや腹が減っている。スタミナ切れの不安を抱えてスタート。ちょうど10時だ。雨は小降り。サングラスは持ったが、霧雨だから雨は気にならない程度だ。

 多摩川べりを3回折りかえすコース設定。舗装されたアスファルトの道はごく一部で、21キロのほとんどが土の走路だった。おかげで、大降りになった帰り道は、泥んこを走ることになった。ゴールタイムは、1時間54分31秒。やや不満なタイム。雨の中、ウォーミングアップなしでのスタートだった。この結果は、いた仕方がないところだろう。
 ところで、この大会は受付も案内もしっかりしている。ボランティアたちの質がよいからだろう。沿道での応援も、ひとりひとり名前を呼んでくれる。若い子たちとハイタッチで、とても元気になる。ゼッケンに「おがわ」とマジックで書いてあるからだ。
 難をいえば、走路が狭すぎること。泥んこ道には参った。
 
 次回からは、しばらく10Kのレースが続くことになる。10Kレースは、どの時点かで、タイム的には50分を切りたいと思っている。できれば、48分台への復帰をめざしたい。